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三重県の県立高校生、学校がいじめへの対処怠ったとして県を提訴
記事提供元:スラド
三重県津市の県立高校3年生が、高校側がいじめへの対処を怠ったために被害が拡大したとして三重県を提訴した。慰謝料など約170万円の支払いを求めている(朝日新聞の記事1、記事2、中日新聞)。
この生徒は1年生だった2015年にいじめを受け不登校になったことから、父親が学校に被害を申し出たという。しかし学校側は「仲間はずれでありいじめではない」と判断したほか、当時の教頭から「いじめ重大事態に認定してもよいが、(同校に在籍する)生徒の姉の大学受験に悪影響が出る」などといったことを言われたという。その後Twitterなどに悪口を書き込まれるなどいじめがエスカレートし、県教育委員会はこの生徒について「いじめの重大事態」と認定していた。
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