NY原油:反落で49.16ドル、7月の産油量増加で利食い売り強まる

2017年8月2日 07:22

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記事提供元:フィスコ


*07:22JST NY原油:反落で49.16ドル、7月の産油量増加で利食い売り強まる
NY原油先物9月限は反落(NYMEX原油9月限終値:49.16 ↓1.01)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は前日比-1.01ドルの49.16ドルで取引を終えた。一時49ドルを下回った。石油輸出国機構(OPEC)の7月産油量は増加したことが嫌気してポジション調整的な売りが増えたようだ。

供給超過の状態は解消されつつあるが、一部の産油国にとって生産量の大幅な削減は難しいとみられており、需要増大につながる材料が提供されない場合、原油先物が1バレル=50ド超の水準を保つことは難しいとの声が聞かれている。7月の米自動車販売台数の減少も一部で材料視されていたようだ。《DM》

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