世界100カ国以上で年10万台販売、トヨタのベスト&ロングセラー・クロカン

2017年7月24日 11:07

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記事提供元:エコノミックニュース

2007年デビュー、5度目の改良を実施した200系ランドクルーザー。写真は最上級「ZX」683万6400円

2007年デビュー、5度目の改良を実施した200系ランドクルーザー。写真は最上級「ZX」683万6400円[写真拡大]

 ランドクルーザーの名を冠されたトヨタ車で、もっとも大きな本格派クロスカントリー車、200系「ランドクルーザー」がマイナーチェンジを受けた。

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 今回の一部改良では、オート格納機能が追加されたサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーや、乗降時にステアリングが自動的にスライドしスムーズな乗降をサポートするパワーイージーアクセスシステムを運転席に採用し、ランドクルーザー・シリーズの頂点に立つ200系として、高級感をアップさせた。

 また、トレーラーなどを牽引するトレーラーヒッチを装着するためのヒッチメンバーを全車にオプション設定した。そのほか、内装色には新たにニュートラルベージュを採用し、スマートキーはランドクルーザーのロゴを入れたデザインに変更している。

 現在の200系は、2007年にデビューしたモデルであり、10年を経過してもその悪路走破性は色褪せない。

 国内モデルの搭載エンジンは、4.6リッターV型8気筒で、最高出力318ps(234kW)/5600rpm、最大トルク46.9kg.m(460Nm)/3400rpm。組み合わせるトランスミッションは6速(ETC)オートマティックだ。

 200系のボディサイズはかなり大きい。全長×全幅×全高4950×1980×1880mm。ホイールベース2850mmというインターナショナルサイズ。

 4輪駆動システムには、マルチテレインセレクトを全車に採用。これは、オフロード走行で、トラクションやブレーキを最適に制御して4WD性能を最適に発揮するための最新のシステム。モードセレクタースイッチで、5つのモード(ROCK/ROCK&DIRT/MOGUL/LOOSE ROCK/MUD&SAND)のなかから路面状況に適したものを選択すると、各モードに応じたブレーキ油圧制御に自動的に切り替わり、駆動力を4輪に最適に分配する。

 現在、200系ランクルは世界100カ国以上で販売され、そのタフな走行性能と耐久性の高さで極めて評価が高い。世界販売は10万台/年ともいわれるベストセラーモデルだ。

 今回、マイナーチェンジした国内向け200系ランクルの価格は、5座の「GX」が472万8240円。8座の「AX」が514万0880円。「AX Gセレクション」が586万0080円。最上級「ZX」が683万6400円となる。(編集担当:吉田恒)

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