愛知県の農協、5年間で横領などの不祥事が17件 情報公開請求で判明

2017年7月18日 20:27

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 愛知県の農業協同組合(JA)で、職員による顧客の金の横領などが2012年度から2016年度にかけて合計17件も発生していたことが、愛知県への情報公開請求で判明したという(朝日新聞)。

 愛知県に対し、県内20のJAから県に提出された「不詳事件届け出書」を情報公開請求して入手、集計したところ、件数は17県、被害額は3億9,900万円超だったそうだ。顧客の積立金や共済掛け金を着服する「業務上横領」が11件、計1億6762万円。また、1件は「業務上横領と詐欺、窃盗」で被害額は2億273万円だった。

 うち6件は新聞で報道されているが、残りは公表されていなかった。また、JA側は「JA側の社会的信用が失われる恐れがある」としており、個別のJA名や動機なども開示されていないという。

 愛知県では、今年3月にもJA愛知西の職員が架空発注で計570万円を横領した事件が発生している。

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