【銘柄フラッシュ】レカムなど急伸しRIZAP関連株は大暴れの印象も

2017年7月3日 17:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 3日は、エス・サイエンス<5721>(東1)が東京都心部の地価がバブル期を超えたとの一部報道を受けて不動産事業に期待が集まった様子でストップ高の36.2%高となり、東証1部の値上がり率1位で連日大幅高。株価2ケタ台だった6月中旬からにわかに動意を強めて4倍になっており、資本関係のある東理ホールディングス<5856>(東2)の3ケタ回復までは一緒に高いとの見方も。芦森工業<3526>(東1)はタカタ<7312>(東1)の民生法申請による代替需要への期待などでストップ高の26.7%高となり東証1部の値上がり率2位。トーセ<4728>(東1)は任天堂<7974>(東1)向けゲームソフト繁忙とされて再び急伸しストップ高の21.5%高となり東証1部の値上がり率3位。

 DNAチップ研究所<2397>(東2)は引き続きがん遺伝子検査に関する保険適用の期待などが材料視されて4日連続ストップ高の29.4%高。マルコ<9982>(東2)はRIZAPグループ<2928>(札幌)が出資する銘柄のひとつで、これら銘柄の連日急伸に乗りストップ高の18.8%高。同じく堀田丸正<8105>(東2)もストップ高の18.0%高。

 同じく夢展望<3185>(東マ)は「上場廃止に係る猶予期間入り」だが債務超過を解消の見通し発表によって東証の措置を蹴飛ばす形になりストップ高の24.6%高。同じくパスポート<7577>(JQS)もストップ高の21.4%高。同じくぱど<4833>(JQG)もストップ高の20.6%高。これら関連株の値動きがひときわ目立つため、荒法師が京の都に乱入した物語の一場面のような印象になるとの指摘も。

 レカム<3323>(JQS)は中国子会社の会社形態の変更を6月下旬に発表し、中国での株式上場の準備が整ったかと注目が再燃して一段高の急伸となり31.4%高。コンセック<9895>(JQS)は電線地中化の需要に関連し小池東京都知事の政策に合致するため東京都議選で都民ファーストの会が圧勝したことと関連づける動きありとされて急伸し25.8%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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