ホン・サンス監督映画『その後』65カ国に販売、最初にフランスで封切り

2017年6月29日 11:41

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KStars

ホン・サンス監督の新作映画『その後』がフランスで封切りされ、海外65カ国にも販売された。写真:ファインカット

ホン・サンス監督の新作映画『その後』がフランスで封切りされ、海外65カ国にも販売された。写真:ファインカット[写真拡大]

 ホン・サンス監督の新作映画『その後』がフランスで封切りされ、海外65カ国にも販売された。

 16日、この映画の配給会社ファインカットによると、映画『その後』は、フランス、スペイン、ポルトガル、ベルギーなどのヨーロッパのほか、トルコ、日本、中国、台湾などのアジア、さらにブラジルなどの南米に至るまで世界65カ国で売れたという。

 また、7月6日の韓国での封切りに先立ち、6月7日にフランスで上映された。韓国映画が韓国国内より先に海外で封切られるのは異例のことだ。

 ファインカットの関係者は、「フランスの配給会社側が、『ホン監督の映画の中でも最高の作品』であると積極的に要請してきたため、先に封切りをすることとなった」と語った。

 封切り後、フランスのマスコミから「ホン監督作品の中でもっとも美しい長編」(日刊ル・パリジャン(Le Parisien))と好評を得た。

 今年の第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に招待された『その後』は、ホン監督の21番目の長編映画。既婚の男性と彼をめぐる3人の女性との間で繰り広げられるストーリーを描いている。

※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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