【銘柄フラッシュ】シライ電子など急伸しシャープは東証1部への申請が期待されて出直り拡大

2017年6月20日 17:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 20日は、シャープ<6753>(東2)が後場一段ジリ高の7.7%高となり、この日午前の株主総会で戴正呉社長が「6月29日か30日に上場申請をしたい」と発言したと伝わり出直りを強めた。一方、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)は民事再生法の適用に向けて準備との全集公判の報道を受け、19日に続いて2日連続ストップ安の19.8%安。

 田淵電機<6624>(東1)は任天堂<7974>(東1)の「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」向けに電源装置を提供とのことで材料視されストップ高の26.8%高となり東証1部の値上がり率1位。オルトプラス<3672>(東1)は20.2%高となり、ブロックチェーン(分散型台帳技術)の普及を目指す国際機関が米IBM、インテルに続き世界で3番目にオープンソースとして認めた国産のブロックチェーン基盤「いろは」(株式会社ソラミツ・東京都港区)の開発パートナーだとされて注目を集め東証1部の値上がり率2位。デクセリアルズ<4980>(東1)は東海東京証券が注目を開始して投資判断「アウトパフォーム」(目標株価1800円)と伝えられ12.9%高。

 イワキ<8095>(東1)は業績予想の増額などが好感されて高値更新の11.9%高。日本エンタープライズ<4829>(東1)は福島県が将来的に全県の電力を再生可能エネルギーでまかなう構想の実証試験にエナリス<6079>(東マ)と共同で採択され、これに国産のブロックチェーン基盤「いろは」(前出)を活用すると発表済みのため連想が波及したようで10.0%高。

 東京ボード工業<7815>(東2)は中期計画の最終年度の目標を上方修整したことが好感されてストップ高の15.1%高。築地魚市場<8039>(東2)は小池都知事が午後会見をセットかと伝わったため思惑が広がり後場急動意となり7.6%高。

 インターネットインフィニティー<6545>(東マ)は介護ケアマネージャーなどの手間を省くスマートフォン活用アプリなどに注目とされて7.7%高。アクアライン<6173>(東マ)は第1四半期(3~5月)の業績に期待とされて6.4%高と大幅続伸。

 シライ電子工業<6658>(JQS)は29.2%ストップ高、京写<6837>(JQS)は連日高値を更新して5.8%高。車載向けLED基板が好調とされてともに活況。 拡大への期待などが言われて高値を更新。博展<2173>(JQS)はグループ会社とソフトバンクG<9984>(東1)のパートナー契約が伝わりストップ高の18.4%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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