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福井県知事、北陸・中京新幹線の整備検討を提案
記事提供元:スラド
maia 曰く、 福井県知事は2日、敦賀と名古屋を結ぶ「北陸・中京新幹線」の整備検討を中部圏知事会議で提案した(福井新聞ONLINEの記事[1]、[2]、[3])。
北陸・中京新幹線は敦賀-米原間を新規建設して米原-名古屋間を東海道新幹線と共用するというもの。リニア中央新幹線品川-名古屋間の2027年開通を前提とし、北陸・中京新幹線からリニアに乗り継げば福井-東京の所要時間が1時間52分になると試算。北陸新幹線だけの利用よりも約1時間早い。
北陸新幹線の敦賀以西は小浜・京都ルートで決着したが、北陸・中京新幹線は米原ルート案と区間が同じであり、北陸新幹線の需要に影響を与える。また、リニアが大阪まで開通すれば、大阪経由の北陸新幹線利用も考えられる。
福井県は小浜・京都ルート実現に注力してきた経緯があるが、やはり中京圏接続の重要性も認識していたわけだ。
小浜・京都ルートは政府の認可をまだ受けていないため、影響を懸念する声も出ているようだ。また、米原ルートを推進してきた滋賀県の関係者は提案を複雑に受け止めているとのことだ。
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