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【新規上場(IPO)銘柄】ユーザーローカルの第3四半期業績は順調に推移、25日移動平均線がサポートへ
ユーザーローカル<3984>(東マ)は、3月30日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場。同社はビッグデータ分析システムの研究開発を行っているが、総合アクセス解析ツール「User Insight」とソーシャルメディア解析ツール「Social Insight」を事業の2本柱として、インターネット上でのユーザー行動、閲覧方法等を見える化するためのツールを提供し、数多くの企業のWebマーケティング戦略を支援している。
データ解析事業において、主力の「User Insight」、「Social Insight」、「Media Insight」の機能強化を目的として、ビッグデータを処理する基幹システムの拡張・強化、アルゴリズムの開発・実装、ビッグデータを解析するデータサイエンティストの教育・育成に注力し、パフォーマンスのさらなる向上に尽力しているほか、営業面では人員数と組織的な営業管理体制の両面で強化を行い、新規取引先の開拓等の事業展開に対する販売促進活動に注力している。
5月11日大引け後に発表した今17年月6期第3四半期業績実績は、売上高7億0600万円、営業利益2億9400万円、経常利益2億9400万円、純利益1億8900万円に着地。営業利益は年計画に対する進捗率が77.8%と順調に推移している。
今17年6月期業績予想は、売上高9億3500万円(前期比19.3%増)、営業利益3億7800万円(同15.7%増)、経常利益3億7800万円(同15.6%増)、純利益2億4200万円(同20.4%増)の2ケタ増収増益を見込む。
株価は、4月3日につけた上場来の高値14090円から同13日安値7470円まで調整。5月22日安値8060円と売り直されて下値を確認。5月24日にSNS「マストドン」に特化した検索エンジン「マストドンリアルタイム検索」を提供開始すると発表したことを手掛かりに、5月25日高値10510円と上昇。その後、モミ合っている。国内トップクラスのユーザー行動データを解析してることを強みとしており、高い成長が続くと予想される。また、講談社に会話AIエンジンを提供し、小説の登場人物とTwitter上で会話できる、チャットボットの開発等期待材料を内包していることから、折に触れ物色される可能性は高い。今17年月6期第3四半期業績は順調に推移。足元で25日移動平均線がサポートラインとして意識されつつあり、日柄調整が進めば、上値を試しそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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