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Google Chrome、特に不快に感じる広告を2018年初めから非表示化
Googleは1日、オンライン広告を良くするための業界団体「Coalition for Better Ads」の「Better Ads Standards」に従わないWeb広告を2018年初めからGoogle Chromeで非表示化する計画を発表した(Google — The Keywordブログの記事)。
Better Ads Standardsはユーザーが特に不快に感じる広告をまとめたもので、ページの30%以上を覆う広告やコンテンツの表示前に全画面表示される広告、自動再生される音声付きの動画広告などが問題のある広告として挙げられている。これらの条件に一致する広告は、Googleが配信するものも含めて表示されなくなるという。現在のBetter Ads Standardsは北米および欧州を対象としたものになっているが、Chromeで広告を非表示化する対象地域については言及されていない。
パブリッシャーに対しては、WebページにBetter Ads Standardsに違反する広告など問題のある広告が含まれていないか確認できる「広告に関する問題」Webツール(要ログイン)が提供されるほか、よい広告を提供するためのベストプラクティスガイドが公開されている。
また、パブリッシャーが広告ブロックソフトウェアユーザーに対し、ホワイトリストへの登録か、有料オプションの利用か、という選択肢を提示可能な「Funding Choice」のベータ版を北米および英国、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドで提供しており、他の国でも年内にロールアウトする予定とのことだ。こういったユーザーに対応するためのベストプラクティスガイドも公開されている。
Chromeに広告ブロック機能を実装する計画は4月に報じられていた。
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