映画『blank13』俳優・斎藤工が長編監督デビュー

2017年6月4日 10:34

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『blank13』が、2018年2月3日(土)に公開される。本作で、俳優・斎藤工が「齊藤工」名義で長編監督デビューを飾る。

 放送作家のはしもとこうじの実話を基にした本作は、13年前に突然失踪した父が余命3カ月で見つかったことから始まる、ある家族の物語を描いたヒューマンドラマ。

 家族との溝が埋まらないまま、ついにはガンでこの世を去ってしまう父親。しかし、取り戻せないと思っていた13年間の空白は、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく。

 キャストは、主人公・松田コウジ役を高橋一生が務めるほか、その彼女役の松岡茉優、失踪した父親役のリリー・フランキー、母親役の神野三鈴ら、実力派・個性派俳優陣が集結。斎藤工自身も主人公の兄役である松田シユキ役で出演している。また、俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキが音楽監督を、写真家のレスリー・キーがスチール撮影を務める。

 長編監督デビューを果たした齊藤工は、本作について次のようにコメントを残している。「オブラートくらいペラッペラな私には、“監督”と言う重厚な響きが未だしっくり来ませんが、この作品への関わりとしてそれ以外の役職名が今の所無いので、偉そうに名乗ってしまっています。私がこの作品に対してした事と言えば、はしもとこうじ氏のとっておきの物語を映画にしたいと言い、身に余るスタッフ方・キャスト方に集まって頂き、それをワクワクしながら特等席で見ていた、ただの我儘おっさん傍観者です。映画とは、やはり映らない部分にも沢っ山のドラマがある事を、身を以て体感しました。まだ先ではありますが、皆様のお陰で無事に来年公開が決まりました。本当にありがとうございます。派手にではなく、じっくりと手渡しの様に劇場にてこの作品を届けて行きたいと思っています。同時にここから公開までが最も大事な時間です。恩着せがましいですが、この作品を一緒に育てて頂きたいです。かつて映画少年だった私には、この瞬間も含め、夢の様な映画の時間の進行形を過ごしています」

【作品情報】
映画『blank13』
公開時期:2018年2月3日(土)
監督:齊藤 工
原作:はしもとこうじ
脚本:西条みつとし
音楽:金子ノブアキ
主題歌:笹川美和「家族の風景」cutting、edge
スチール:LESLIE KEE
出演:高橋一生、松岡茉優、斎藤工、神野三鈴【少年期】大西利空、北藤遼
織本順吉、村上淳、神戸浩、伊藤沙莉、川瀬陽太、岡田将孝(Chim↑Pom)、くっきー(野性爆弾)、大水洋介(ラバーガール)、昼メシくん、永野、ミラクルひかる、曇天三男坊、豪起、福士誠治、大竹浩一、細田香菜、小築舞衣、田中千空、蛭子能収、杉作J太郎、波岡一喜、森田哲矢(さらば青春の光)榊英雄、金子ノブアキ、村中玲子、佐藤二朗、リリー・フランキーほか
(C)2017「blank13」製作委員会

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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