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リフォーム市場、16年度は3.4%減少―矢野経済研究所
2016年度の住宅リフォームの市場規模は6兆2,311億円(速報値)と、前年度比(15年度比)で3.4%の減少と推計されることが矢野経済研究所の調査で明らかになった。
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消費増税の反動による駆け込み需要の影響が依然として残っていることや、消費税再増税の先送りによりリフォーム需要も先送りとなったことなどが要因となり、全般的に消費者のリフォーム需要が低迷したことが要因と考えられるという。
また同研究所では、17年第1四半期(1~3月)の市場規模は1兆2,838億円(速報値)、前年同期比で2.5%増と推計。消費増税の延期で、特に大型リフォームの動きが鈍化傾向にあるが、最近の景気・株価などの状況がリフォーム需要に好影響を与えるといった気配もあるものの、年間を通してみるとやや盛り上がりに欠ける可能性が高いとみている。同研究所では「さまざまなアプローチによるリフォー ム需要の掘り起こしが市場活性化につながると考える」と分析している。
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