ディオールのメイク技 - リップを頬に、ファンデを首まで…ショー舞台裏で生まれるプロのテクニック

2017年5月20日 12:02

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記事提供元:ファッションプレス

■ディオール、 2018年リゾートコレクションで見せるメイクアップの裏ワザ

 ディオール(Dior)のウィメンズ コレクション アーティスティック ディレクター、マリア・グラツィア・キウリにとって初めてのリゾートコレクションとなった、2018年リゾートコレクションは、カリフォルニアの砂漠にて発表された。太陽が降り注ぎ、なだらかな流線を描く砂漠。そんな雄大な大地にインスピレーションを得て、ディオール メイクアップ イメージ&クリエイティブ ディレクター ピーター・フィリップスはメイクアップを決定した。

■キーカラーは、アースカラー&オレンジ

 メイクアップのポイントとなったのは、ウォームカラー。運動した後のような”血色感のある艶”を求めて、アースカラーとオレンジ系の色を用いた。それらのカラーを組み合わせることで、風がそよぐ太陽の下で過ごした後のようなナチュラルな表情を創り出した。

■最新ショーには新作メイクアイテムを起用

 ディオールの最新コレクション・2018年リゾートショーのバックステージでは、まだ展開されていない新商品が起用された。ピックアップされたのは、・ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト(2017年7月14日発売予定)・ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー(2017年7月14日発売予定)・サンク クルール 767(2017年6月2日発売予定)の3種類。

■フェイス(FACE) - リップを頬に、大胆発想で作る血色フェイス

 ベースは、リキッドファンデーション「ディオールスキン フォーエヴァー フルイド」に、同シリーズに新たに加わる「ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト」「ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー」を組み合わせて使用した。「ディオールスキン フォーエヴァー」シリーズは、美しい仕上がりが長時間続くのが魅力。中でも「フルイド」は、毛穴などの肌の欠点をカバーしばがら、肌に光が溶け込んだような均一なルミナスマット肌を作り出せるアイテム。

 今回は、ファンデーションを首まで塗布し、日焼けしたような光を宿す健康肌を演出。そこに、ほのかな血色感を与えるため、大胆な発想でリップ「ルージュ ディオール」を頬に伸ばした。カラーは、レンガのような色味の「642 レディ」。仕上げに、光の当たる部分にハイライトを、最後に「ディオールスキン ヌード エアー ルース パウダー」を軽くのせれば完成。

■アイ(EYES) - レンガ色まぶたはノーマスカラで程よい抜け感を

 目元もベースメイク同様に、アースカラーを基調に。セットアイシャドウ「サンク クルール」から、こちらもレンガのような色合いの新色「767 インフレイム」を選択して、まぶたの中心に広げた。暖かみのある色彩で包まれた目元に、マスカラは不要。あえて、ノーマスカラで自然な表情を引き出した。眉は、「ディオールショウ ブロウ スタイラー 001 ユニバーサル ブラウン」で力強く描いて、象徴的に。

■リップ(LIPS) - スクラブ&バームのみのザ・シンプルリップ

 口元は色を差さずに、限りなくナチュラルに。シュガー スクラブが瞬時にバームへと変化して、唇をなめらかに整えてくれる「ディオール アディクト スクラブ&バーム」のみを使用した。

■新商品情報

■2017年6月2日(金)発売予定・サンク クルール 767 7,600円+税■2017年7月14日(金)発売予定・ディオールスキン フォーエヴァー コンパクト 7,000円+税・ディオールスキン フォーエヴァー コンシーラー 4,200円+税【問い合わせ先】パルファン・クリスチャン・ディオールTEL:03-3239-0618


 Cruise 2018, Dior show Backstage.Dior Make-up created and styled by Peter Philips.Photography: Vincent Lappartient for Christian Dior Parfums.

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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