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ネットワークカメラを狙うマルウェア「PERSIRAI」
あるAnonymous Coward曰く、 ネットワーク接続カメラをターゲットとする新型マルウェア「PERSIRAI」(ペルシライ)が登場した。このマルウェアが悪用する脆弱性を持つ機器は全世界で12万台以上が稼動しているという(ZDNet Japan、トレンドマイクロセキュリティブログ CSO、Slashdot)。
PERSIRAIは今年1月に話題になった「Mirai」の派生種で、トレンドマイクロによれば、インターネット接続されている機器を検索できる「Shodan」を用いて4月下旬に調査を行った結果、PERSIRAIに感染する恐れのある機器は12万2069台見つかったという。うち約2割が中国内にある機器とのことだが、日本国内にも3.33%が存在している模様。
PERSIRAIでは、機器の脆弱性を利用してPERSIRAI自身のインストールと実行を行わせるという。PERSIRAIがインストールされた機器は他の機器を攻撃して感染を広げたり、中央サーバーから支持を受けてDDoS攻撃を行うという。
対策としては機器のパスワードをデフォルトのものから別のものに変更しておく、不用意にポートを外部に解放しないようルーターなどで設定する、UPnPを無効にするなどが挙げられている。
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