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仏大統領選挙、マクロン陣営流出文書はTwitterボットによって拡散
あるAnonymous Coward曰く、 移民問題な右派ルペン氏の登場で注目度の高かったフランス大統領選挙は、マクロン氏の勝利に終わった。しかし、この選挙でも米大統領選同様にハッキング事件があったことが明らかになった。マクロン陣営は選挙活動最終日の5日夜、「大規模で組織的なハッキングの被害を受けた」と発表した。実際、ネット上にはメールやビジネス関連の文書など約14.5GBのファイルが何者かによって公開されている(CNN、Slashdot)。
流出した文書はTwitter上でbotを使用して拡散されていたという。New York TimesのサイバーセキュリティリポーターであるNicole Perlroth氏によれば、ハッシュタグ#MacronGateを使用したつぶやきの約40%がbotによるものだった。特定のアカウントは24時間で1668ツイートしていたそうだ。同氏はTwitterは批判があるにもかかわらず、Bot攻撃の対策をまったく取っていない。今回の事件はTwitterが終了する原因になるのではないかとの指摘も出ているる(recode、Nicole Perlroth氏のTweetその1、その2)。
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