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長距離フライトで太った乗客と並びの席割り当てられた男性、航空会社訴える
headless曰く、 シドニーからロサンゼルスへ向かう旅客機で太った乗客2名と並びの席を割り当てられ、背中などを負傷したオーストラリアの男性がアメリカン航空を訴えたそうだ(The Telegraph、Consumerist)。
この男性は窓際の席に座っていたが、並びの席の乗客2名が太っていたため男性の側にはみ出し、14時間のフライト中無理な姿勢を強いられたという。その結果、男性の脊椎側弯症は悪化し、背中や首を負傷したとのこと。
男性は太った乗客を責めるつもりはないと述べる一方で、航空会社が何の対処もしなかったことを批判する。ただし、同便は満席であり、米当局は乗務員用のジャンプシートに乗客を座らせることを許可していないため、困難な状況でもあったようだ。
エコノミークラスではシートピッチやシート幅を縮小してより多くの座席を詰め込む航空会社が増加しており、乗客からの不満も増加している。男性の訴えが認められれば、航空会社に座席の設計や割り当て方法を見直させるきっかけになると、男性の弁護士は述べている。
太った乗客と並びの席を割り当てられたことが原因の訴訟は今回が初めてではない。2012年にはエティハド航空、昨年はエミレーツ航空を相手取った同様の訴訟が提起されているとのことだ。
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