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境界のRINNE 第3シリーズ 第2話「呪われたエース/私を描いて」【感想レビュー】
境界のRINNE 第3シリーズ 第2話「呪われたエース/私を描いて」【感想レビュー】(c)高橋留美子・小学館 NHK・NEP・ShoPro[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
今回の「境界のRINNE」は2本立てです。前回の次回予告は恐らく「私を描いて」のものだと思われますが、桜のお友達が絡んでくるなどまた面白いことになりそうですね。
では早速、境界のRINNE第3シリーズ第2話「呪われたエース/私を描いて」のレビューをしていきます。
■境界のRINNE 第3シリーズ 第2話「呪われたエース/私を描いて」
陸上部の速田(はやた)は、1年生ながら短距離部門のエース。しかしこのところ調子が悪く、しょっちゅう練習中足がもつれて転んでしまっています。(明らかに足がもつれた転び方ではないですが、これはご愛敬としておきましょう)
現場をたまたま見ていた桜は、速田の脚を白い手が掴んでいることに気付きました。
一方、りんねの百葉箱にも陸上部部長・風見から速田について相談が。「何かの祟りでは」と心配する風見は、大会直前に練習中捻挫してしまいます。速田はそれが自分のせいだと言っていますが、風見としては気にしていないので速田には立ち直ってほしいとのこと。
それにしても、バナナの皮で捻挫するほど転ぶのかという部分には思わずツッコミを入れざるを得ませんね。さすがギャグマンガといったところでしょうか。
桜から「手の霊」の話を聞いたりんねは速田と接触するも、「自分はオカルトを信じない」と一蹴されてしまいます。
翌朝、「気になって来ちゃった」桜と共に朝食(りんねいわく「天国の絨毯のようなたまごサンド」)を取りながら朝練を見ていたその時、速田が転びました。
そこで登場するのが霊を見えるようにする死神道具「霊体用カラーボール」。毎度のことですが、この原始的な死神道具たちには毎回笑わせてもらっています。
りんねは霊を見えるようにすべく速田を追いかけますが、足を掴まれていることに気付きながらも「ほっといてくれ!」と逃げる速田。何と霊の正体は依頼主だった風見の生霊でした。速田は霊の声が聞こえていたため、生霊の正体に気付いていたのです。
生霊を祓うには本人に「生霊が出ている」と自覚させるのが一番なのですが、「どうにか本人に気付かれないように祓ってほしい」とりんねに頼む速田。そこでりんねは生霊の「ちゃんと競走したかった」という望みを果たすため、依代人形(生霊や幽霊を宿らせる人の形の器)に風見の生霊を宿らせました。
しかし、競争をしても風見の生霊は消えず、りんねは焦ります。
その真相は、風見に速田の生霊が憑いていたために、風見も速田に生霊を飛ばしていたのでした。速田は「自分がバナナの皮を捨てなければ先輩は怪我をしなくて済んだ」、風見は「自分がバナナの皮を踏まなければ速田はこんなに悲しまずに済んだ」と思っていたのです。
お互いの生霊の存在に気付いた二人はすっかり仲直りし生霊は消え、「お礼に」と大量のバナナがりんねと桜に送られました。
■私を描いてパートは?
アイキャッチを挟んだ後はこちらのお話。
ある日の放課後、美術室から男子の悲鳴が!桜たちがかけつけると、そこにいたのは顔が真っ黒になった男子生徒でした。そばには同じように顔を黒く塗られた女性の絵。そして桜は、顔のない女性の霊と遭遇します。
りんねに相談したところ、顔のない女性の霊の相談がこのところ増えていると知る桜。絵心のある男子生徒に「私を描いて」と頼むも、顔がないために本当の顔を描いてもらえず成仏できないでいると思われました。
直接霊を話をすべく美術室に向かったりんねと桜は、除霊しようとしていた十文字と会うもあっさり除霊は失敗、霊からも逃げられてしまいます。
ここで「真宮さん…怖い目に遭ったのに俺ではなく、六道のところへ行ったのか…!」と非常に悔しがる十文字が個人的にツボです。頑張れ十文字。
「人ではない何か、恐らくは『念』が実体化したもの」と霊の正体を推理したりんねは、念の出所を追跡できる「念粉」を使い霊を祓うことに。
そこに現れた美術部部長・絵川の元に女性の霊が現れると、絵川は「先輩!?」と驚いた様子。霊は「描かないで」と逃げていきますが、それをりんねが念粉を使って追いかけます。
残された桜と十文字は絵川の話を聞くことに。彼女は引退した前の部長・絵草でした。絵川は引退以来絵草と会っておらず、何をしているのかも知らないとのことでした。
一方、霊を追いかけたりんねはとある家の引き出しに描きかけの女性の絵を発見します。それは絵川が過去に盗まれた絵であり、それこそが霊=念の正体だったのです。
絵川は前部長・絵草の絵を描いていました。そこには顔も描かれていたのですが、モデルだった絵草はこっそり絵を盗み見、そこに描かれていたのが眼鏡をかけた自分だったことにショックを受けて絵を盗み、顔を消していたのでした。(絵草は自分がモデルとして描かれていることに気付いてから、眼鏡をコンタクトに変えるなど努力していたのです)
全ての真相を知った絵川が再度絵を描き上げたことで事件は解決、さらに絵川と絵草は相互片想いだったことで仲を深めていきました。
めでたしめでたし。
■境界のRINNE 第3シリーズ 第2話「呪われたエース/私を描いて」の総括
私自身十文字が好きだからというのもあるのですが、個人的には後半の話の方が好きです。
2本立てのときはテンポが良くていいですね。次回は三本立てのようですから、またテンポの良いギャグが見られると思うと楽しみです。
境界のRINNE 第3シリーズ 第1話「ゴールドライセンス」【感想レビュー】
(あにぶ編集部/氷雨みやこ)
(c)高橋留美子・小学館 NHK・NEP・ShoPro
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