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復興大臣に吉野氏就任、福島第2は事業者判断と
記事提供元:エコノミックニュース
「東日本大震災があっちの方で良かった」など、被災地に寄り添っているとは思えない発言で26日辞任した今村雅弘復興大臣に代わり、後任の大臣に、福島県5区選出の吉野正芳衆院議員(68)=6期目=が起用され、同日、就任した。
吉野大臣は就任の記者会見で自らも自宅が津波被害を受け大規模半壊になった被災者であることをあげ「被災者の気持ちはどなたよりもきちんと理解している」と述べた。
復興大臣としての取り組みでは「総理からの指示、内閣の基本方針を踏まえ、現場主義を徹底し、被災者に寄り添い、司令塔の役割をはたしつつ、被災地の復興に全力を尽くしたい」と語った。
また、原発政策については、安倍内閣の方針に沿う考えを示した。吉野大臣は「原発再稼働に規制委員会が技術的に判断し、再稼働いいよと言った場合で、地元合意があった場合はエネルギー政策として再稼働を認めていく」とした。
さらに、吉野大臣は東電福島第2原発について「福島県の人間であり、(廃炉を求めている)県の意向は十分承知している」としながらも「政府一員として、廃炉にするか、しないかは事業者が決める問題」と語った。(編集担当:森高龍二)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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