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【注目銘柄】小松ウォール工業は18年3月期大幅増益・増配予想を好感、フシ突破して上げ足速める可能性
小松ウォール工業<7949>(東1)に注目したい。オフィスビル等で使用される間仕切の大手である。18年3月期大幅増収増益・増配予想を好感して株価は急伸している。上値フシを突破した形であり、上げ足を速める可能性がありそうだ。
4月20日発表した17年3月期連結業績は、売上高が16年3月期比0.8%増の295億68百万円、営業利益が同29.0%減の20億59百万円、経常利益が同25.9%減の21億55百万円、純利益が同15.5%減の17億63百万円だった。
民間向け可動間仕切やトイレブースが堅調に推移して増収だったが、売上総利益率の低下や人件費の増加などで減益だった。ただし受注高が8.6%増となり、期末受注残高も16.7%増加した。
18年3月期の連結業績予想は、売上高が17年3月期比9.9%増の325億円、営業利益が同40.8%増の29億円、経常利益が同39.2%増の30億円、純利益が同13.4%増の20億円とした。豊富な受注残高を背景に大幅増収増益予想である。配当予想は同5円増配の年間65円(第2四半期末30円、期末35円)とした。
株価は18年3月期大幅増収増益・増配予想を好感して、4月17日の直近安値1780円から4月24日の年初来高値2040円まで急伸している。週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に回復した。また2000円近辺の上値フシを突破した形であり、上げ足を速める可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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