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国際水路機関総会「東海」併記で日韓攻防を予測
記事提供元:エコノミックニュース
北朝鮮対策では日韓関係は深化を進みそうだが、領土問題ではハードルが高い。24日から28日まで、モナコで開かれる国際水路機関(IHO)の第19回総会で、韓国は国際水路機関が発行している「大洋と海の境界」の改訂版に、「日本海」表記に「東海」を併記するよう求めていくもよう。
韓国・聯合ニュースは「大洋と海の境界の改訂を巡り、東海の表記の扱いについて攻防を繰り広げるとみられる」と報じた。
報道によると「韓国政府は『東海』の単独表記を求めており、『日本海』を主張する日本と合意に至るまでは東海と日本海の併記を要求している」としている。また「日本は従来通り、日本海の単独表記を維持するとの立場を崩していない」として、併記をめぐり攻防が展開されると予想している。
一方で、聯合ニュースは「東海の表記問題が次回の総会に持ち越される可能性を排除できないようだ」とも報じた。
背景として「改訂には過半数の賛成が必要だが、大多数の加盟国は韓国、日本との外交関係のため、両国の合意を通じた解決を求めている。IHOはコンセンサス(合意)を重視する」としている。(編集担当:森高龍二)
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