関連記事
【注目銘柄】エスクロー・エージェント・ジャパンは14年の上場来高値目指す、18年2月期も大幅増収増益予想
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>(東1)に注目したい。不動産関連のエスクローサービス事業、および金融機関からのBPO(業務受託)事業を展開している。主力事業が伸長して17年2月期が大幅増収増益となり、18年2月期も大幅増収増益予想である。株価は年初来高値更新の展開となった。好業績を評価して14年9月の上場来高値を目指す展開が期待される。
4月7日発表した17年2月期連結業績は、売上高が16年2月期比58.8%増の26億80百万円、営業利益が同71.2%増の6億89百万円、経常利益が同72.2%増の6億94百万円、純利益が同85.0%増の4億51百万円だった。
エスクローサービス事業では住宅ローン借換案件を中心として融資申込件数が増加した結果、司法書士によるシステムサービスの利用頻度が増加した。BPO事業では低金利を背景として、取引先金融機関からの住宅ローン融資関連業務の受託件数が順調に伸長した。
18年2月期の連結業績予想は、売上高が17年2月期比22.3%増の32億77百万円、営業利益が同34.6%増の9億28百万円、経常利益が同33.4%増の9億26百万円、純利益が同43.4%増の6億47百万円としている。
低金利を背景として、エスクローサービス事業およびBPO事業とも、引き続き大幅伸長する見込みだ。なお4月17日にはリーウェイズ(東京都)と、AI(人工知能)を活用した「不動産調査・評価サービス」提供に関する基本合意契約の締結を発表している。
株価は18年2月期大幅増収増益予想を好感して直近安値圏1200円台から急反発した。そして4月17日に1896円まで上伸し、1月高値1893円を突破して年初来高値更新の展開となった。18日には1940円まで上伸した。週足チャートで見ると26週移動平均線と13週移動平均線を一気に突破した。好業績を評価して14年9月の上場来高値2580円を目指す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・短期でも中長期でも馴染み銘柄を持てば強い=犬丸正寛の相場格言(2017/04/01)
・【新規上場(IPO)銘柄】ティーケーピーは貸会議室サービスを中心に展開、18年2月期も高い成長が続く見通し(2017/04/04)
・【編集長の視点】富士ソフトSBは期末の配当権利取りと割安修正買いが相乗して反発(2017/03/27)
・【材料でみる株価】パーカーコーポレーションは17年3月期期末配当予想を2回目の増額修正(2017/03/14)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク