【注目銘柄】じげんは17年3月期増額修正を好感して急反発、13年の上場来高値目指す

2017年4月18日 10:26

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 じげん<3679>(東マ)に注目したい。求人や不動産など各種情報サイトを一括検索する集約サイトを展開している。17年3月期大幅増収増益予想で、さらに4月14日には業績予想の増額修正を発表した。これを好感して4月17日の株価は急反発し、本日18日は1240円まで上げている。さらに13年12月の上場来高値を目指す展開が期待される。

 17年3月期連結業績予想は、売上高を9億50百万円増額して16年3月期比50.1%増の75億50百万円、営業利益を2億20百万円増額して同41.1%増の22億70百万円、経常利益を2億62百万円増額して同43.5%増の23億円、純利益を1億20百万円増額して同41.3%増の12億70百万円とした。

 求人領域ではアルゴリスム変更によるアグリゲーションメディアのコンバージョンレート改善やリジョブを中心とする特化型メディアの顧客数増加、生活領域ではメディア顧客との提携が順調な自動車分野アグリゲーションメディアの単価およびコンバーションレート改善が想定以上だった。本社移転や三光アドの株式取得関連といった一過性費用などを吸収して大幅増益予想である。

 株価は3月の戻り高値1230円から反落して4月12日の1034円まで調整したが、17年3月期業績予想増額修正を好感して4月17日は終値で1200円まで急反発し、本日18日は1240円まで上げている。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となった。好業績を再評価して16年7月の戻り高値1375円、さらに13年12月の上場来高値2070円を目指す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】竹本容器は続落も今期の連続最高純益・増配に積極中期計画の見直しがオンして底上げが有力(2017/03/15)
【注目銘柄】FFRIは下値固め完了して戻り試す、好業績を見直し(2017/03/27)
【業績でみる株価】ヘリオステクノホールディングスは17年3月期配当予想を2回目の増額修正、自律調整一巡して上値試す(2017/03/31)
【注目銘柄】GMBは17年3月期利益予想を増額修正、フシ突破すれば上げ足速める可能性(2017/03/27)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事