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国際水路機関総会で韓国「東海」併記主張
未来志向での日韓関係構築が望まれるなか、領土・領海の問題は両国間で、軋轢を増すことになりそうだ。韓国が実効支配する「竹島」(韓国では独島)について、韓国は今月下旬からモナコで開催される国際水路機関総会を機に、竹島が韓国領であることを伝える広報活動を推進する方針であることを韓国メディアの聯合ニュースが15日までに報じている。
また、「日本海」の表記について、「東海」と併記するよう国際水路機関総会で韓国側は主張する構えだと伝えた。
聯合ニュースによると「韓国政府がモナコで24~28日(現地時間)に開催される国際水路機関(IHO)第19回総会に代表団を派遣することが14日分かった」とし、政府当局者の話として「外交部、海洋水産部、国防部(海軍)、国立海洋調査院、東北アジア歴史財団の関係者や関連分野の専門家からなる30人以上の代表団が派遣される」としている。
総会で韓国は「IHOの出版物『大洋と海の境界』の改訂をめぐり、東海を単独表記すべきだというのが韓国政府の基本的立場だが、『日本海』の単独表記を主張する日本と合意に至るまでは併記するよう主張する構え」と伝えている。表記の攻防は1997年の総会での韓国政府提案以来、続いている。
竹島の韓国による実効支配は1952年以降続いているとされる。一方、日本政府は「歴史的事実に照らしても国際法上も明らかに日本固有の領土」とし「国際法にのっとり、冷静かつ平和的に紛争を解決する考え」としている。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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