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イタリア企業、輸出規制迂回しイランと南スーダンにスパイウェア販売
記事提供元:スラド
taraiok曰く、 アルジャジーラの記者が4か月にわたる覆面調査をした結果、イタリア企業IPSとAREAの2社が輸出規制の存在するイランと南スーダンに対してスパイウェアを販売していたことが分かった。この2社は資本関係はあるものの実体のないダミー企業を経由することにより欧州の輸出規制を回避していたという。2社に対してスパイウェアを提供していたのは中国企業のSemptianだという(Al Jazeera、Slashdot)。
販売されたスパイウェアは携帯電話ユーザーをオンラインで追跡したり、電話やテキストメッセージを傍受できるというもの。Semptian側は2社への販売は認めたものの、販売先が誰かについては知らなかったとしている。なおアルジャジーラの記者は南スーダンとイラン政府関係者に偽装して行動していた模様。
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