【注目銘柄】イーエムシステムズは17年3月期の配当予想を増額修正、06年の上場来高値目指す

2017年4月12日 12:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 イーエムシステムズ<4820>(東1)に注目したい。調剤薬局向けシステム開発・販売・メンテナンスの大手である。4月11日、17年3月期配当予想の増額修正を発表した。株価は07年来の高値圏だ。そして06年の上場来高値に接近している。配当増額を好感して06年高値を目指す展開が期待される。

 17年3月期配当予想は期末6円増額して年間31円(第2四半期末8円、期末23円)とした。16年4月1日付株式2分割を考慮した16年3月期の年間23円50銭との比較で7円50銭増配となる。

 17年3月期通期連結業績予想は、売上高が16年3月期比5.3%増の139億円で、営業利益が同10.1%増の20億50百万円、経常利益が同4.2%増の25億50百万円、純利益が同3.6%増の16億80百万円としている。

 通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が70.8%、営業利益が86.5%、経常利益が85.8%、純利益が85.5%と高水準だった。通期利益予想は増額の可能性があるだろう。

 株価は4月3日に1893円まで上伸する場面があった。07年来の高値圏だ。そして06年の上場来高値2315円に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインの形だ。配当増額を好感して06年高値を目指す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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