公平公正な採用の徹底など選考指針示す 経団連

2017年4月11日 07:50

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記事提供元:エコノミックニュース

日本経済団体連合会は2019年度の大卒予定者・大学院修士課程修了予定者等の採用選考にあたっての指針を10日、示した。

 公平・公正で透明な採用の徹底に努め、男女雇用機会均等法、雇用対策法、若者雇用促進法に沿った採用選考活動を行い、学生の自由な就職活動を妨げる行為(正式内定日前の誓約書要求など)は一切しない。また、大学所在地による不利が生じないよう留意するなど、「公平・公正な採用の徹底」など5本を柱にしている。

 指針では、広報活動は「卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降」とし、選考活動は「卒業・修了年度の6月1日以降」としている。

 また、採用内定日の遵守を求めており「正式な内定日は卒業・修了年度の10月1日以降とする」としている。

 また、採用選考活動にあたって「正常な学校教育と学習環境の確保に協力し、大学等の学事日程を尊重する」こともあげた。(編集担当:森高龍二)

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