ハウスコミューン、2017-18秋冬コレクション発表

2017年3月24日 16:27

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記事提供元:ファッションプレス

 ハウスコミューン(House_Commune)2017年秋冬コレクションが2017年3月21日(火)・虎ノ門で発表された。今シーズンは、都会に生きる女性の日常という視点で「エレガンス」を再考察。新時代における女性らしさを表現した。

 シックな「都会的エレガンス」。そんな言葉が思い浮かぶ代表色は、ネイビーではないだろうか。女性らしさと強さ、両方を兼ね揃えるこの色味はコレクションの大部分に見られる。他にもカーキ・グレー・ブラックといったパレットに、サーモンピンクやバーガンディといった女性らしいカラーを挿し込んでコレクションは出来上がっている。

 「現代女性の持つ内なるパワーを表現した」とコレクションノートに書かれているとおり、強さを感じさせるメンズライクなアイテムやスタイルに絶妙な女性らしさを加えているのが分かる。まるでスーツ生地のようなセットアップはベルトでウエストを強調して着こなしたり、マキシ丈のトレンチコートにはスリットが入り、歩く度に優美な動きを魅せる。

 無地が多いが、そんな中取り入れられた柄は「レジメントストライプ」と「ペイズリー」。イギリスの軍旗から誕生したというこのストライプ柄は、ネクタイに使われることが多く、メンズライクな要素を採用したかのように感じられる。ただそんな柄もスリットが深く入ったロングスカートやキャミソールといったフェミニンなアイテムに落とし込まれている。

 ブランドの人気アイテムの1つである「デニム」は、パンツとシャツが発表された。デニムパンツはハイウェストでワイドなシルエット、裾が少しフレアになっているのが特徴。シックなインディゴとカジュアルなブルーの2色だ。

 そんな着こなしに艶やかさを与えるのは、少しくすんだゴールドとシルバーのアクセサリー。球をモチーフにしたピアス・ネックレス・リングのほか、バングルなどが耳元や手元に光を与える。さらに、マニッシュなフォルムのクラッチバッグには、リングハンドルを採用することで絶妙なバランスに仕上げた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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