『ネギま!』と『スクラン』が読み切りで復活!マガジンの袋とじに収録

2017年3月16日 21:38

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『週刊少年マガジン』で連載していたスクールランブルが読み切りで復活(c)講談社/テレビ東京/小林尽

『週刊少年マガジン』で連載していたスクールランブルが読み切りで復活(c)講談社/テレビ東京/小林尽[写真拡大]

■『週刊少年マガジン』15号にて懐かしい2作品が読み切りで復活


 3月15日に発売された『週刊少年マガジン15号』で、『魔法先生ネギま!』と『スクールランブル』が特別読み切り漫画として復活した。どちらの漫画も連載当時、マガジンにて人気を博していた作品であり、ファンからは歓喜の声が上がっている。

■女子校の先生が女性と共に成長していく『魔法先生ネギま!』


 『魔法先生ネギま!』は、2003年から『週刊少年マガジン』にて連載がスタート。赤松健著の漫画で、2012年まで連載が続いた。当時としては珍しいハーレムものというジャンルで、主人公であるネギが31人もの女学生に囲まれながら勉強を教えていく。

 ネギはウェールズにある魔法学校を10歳という若さで首席で卒業する天才少年。しかし、まだまだ精神的に若いこともあり、修行の一環として日本の中学校で代理教員として働くことになる。自分の出生や魔法のことについては隠して活動する必要があるが、生徒の一人である神楽坂明日菜にばれてしまう。

 その後、次第に31人の生徒に自分が魔法使いであることがばれてしまうネギ。四苦八苦しながら31人の生徒と共に苦難を乗り越え、ネギと生徒たちが共に成長していくのが本筋となってくる。

 設定としてはネギが小さいこともあり、明日菜をはじめ中学生の女の子たちに振り回されることが多い。その様子を描いた点も『ネギま!』がヒットした理由の1つとなっている。

■恋愛フラグをバキバキに折りまくる学園コメディ『スクールランブル』


 『スクールランブル』は2002年から2008年まで連載された学園ラブコメディで、小林尽著の漫画。天然少女の塚本天満が同級生の烏丸大路に思いを伝えようとするが、妙な思い込みがすれ違いによってことごとく失敗してしまう過程を描いている。

 また、塚本天満に恋する播磨というヤンキーも登場し、恋の行方はどんどん迷走状況となっていく。次第には播磨が主人公のような立場となり、ヒロイン的ポジションも天満の友達が担うようになっていった。先の読めない展開と、各キャラクターの勘違いっぷりに当時の読者たちは惹きつけられた。

■『週刊少年マガジン』で読める2作品のストーリー


 『週刊少年マガジン』15号に収録される『魔法先生ネギま!』の読み切りでは、麻帆良学園でネギが担当するクラスメイトたちがミスコンをする様子を描いている。賞品はネギという相変わらずの振り回さっぷりを堪能できる。

 また、『スクールランブル』では天満をはじめ主要メンバーが少し大人になった姿が描かれている。当時は高校生だった彼女たちの成長と共に、自分も大きくなったことを感じられる内容となっている。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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