市場予測、物流などでロボット需要は今後4年間で10倍に増加

2017年3月11日 10:06

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記事提供元:スラド

taraiok曰く、 市場調査会社Tracticaが、世界の倉庫および物流ロボットの出荷台数が2021年には2016年の10倍に達するだろうとの予測を発表している(TechRepublicSlashdot)。

 同社によると今はロボット技術の進歩と倉庫業の需要が一致しつつあり、ロボットが増加する転換点となるタイミングだという。同社の調査では2016年のロボット出荷台数は4万台19億ドル規模だが、2021年末までに62万台で224億ドル規模に達すると予測している。

 倉庫業とロジスティクス業界は、従来以上に国際競争力を維持するため、ロボットソリューションを模索し続けている。ロボットは「迅速、安全、生産性」に貢献し、倉庫や物流業界にとロボット普及の原動力になるとしている。報告書の著者は、自動化による雇用の喪失に対する懸念を和らげるため、ロボットの増加は新たな雇用と機会をもたらすとしているが、その根拠については特に示されていない。

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