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クラシカロイド 第21話「ブレイク・スルー」【感想レビュー】
クラシカロイド 第21話「 ブレイク・スルー 」【感想レビュー】©BNP/NHK・NEP[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
今週は先週のモツさんとは真逆の方向で、シューさんが今までと違う一面を見せてくれる回になりました。
このアニメがあのままシリアスに突き進むわけはないと思ってはいたけど、もうちょっとくらいシリアスになったっていいんだよ……!!
そんな毎回カオス吹き荒れるシューさんのメイン回、あらすじと感想に参りたいと思います!
■クラシカロイド ♪21「 ブレイク・スルー 」
ベトに憧れてここまでやってきたシューベルト。今日も憧れのベトに頼まれるまま、深夜の宅呑みの後片付けを終えて眠りにつく。
しかしここに来て、シューベルトは気付いてしまった。自分の個室がないことに。
そこで歌苗に直談判し、個室獲得に向けて物置状態の部屋をムジークで片付けることに。
だがムジークを発動することができず、音羽館の面々から嘲笑を買うことになる。
ショックを受けたシューベルトは音羽館を後にし、自分の存在意義を問う旅に出ることにする。
存在感が薄く、ヒッチハイクをしようとしても、アルケー社に行っても無視されるばかりのシュー。
そんなシューは、いつもさらわれる凧にまたしても吊り上げられ、いつの間にか海を渡ってしまう。その先で出会ったのは、音羽博士だった。
■果たして本当に意味はないのかな?
またしても例の凧に吊り上げられて太平洋を越えてしまったシューさんが、アメリカで路頭に迷った先に再会した音羽博士。
自分の存在意義について悩み、酒の勢いで絡むシューさんに、音羽博士は「好き勝手に作ったらできちゃっただけ」と言い放ちます。
18話でも、三弦さんに「究極の楽器として人間を作ろうとしている」という話をしてました。
そういう意味で言ったらまさに好き勝手やった結果の産物がクラシカロイドなんだと思います。そして12話でも、バッハ様が「好き勝手」について苦悩する様が描かれていました。
「完全な自由と無作為の制約の中で揺れ動く不安定な存在」である音楽家、クラシカロイドが、「自由を腐らせることのない適度な刺激としての制約」を満喫するために音羽館に集まっている。
その中で生前の自分に起こった後悔やトラウマを克服して行っているわけです。本当に製造されたことに意味はないんでしょうか。
音羽博士がベトとモツを連れて逃げたとき、シューさんをなぜ連れて行かなかったのか。
音羽博士は話をそらしましたが、そこにもなにか意味があるように思えます。
■I Gotta Believe!!パラッパラッパーな自意識ライジング
それにしたってシューさんの変わり様はものすごかったですね!!途中で気付いた人もいらっしゃったと思いますが、確実に……パラッパ的な表現がありました……。
そして自意識ライジングで某口がへの字の松を思い出した人も多数いたことと思います。
チョッちゃんリッちゃんモツに対して思うところがあったのも分かりますが、まさか奏介に対しても放送禁止用語というか自主規制が必要な暴言を吐き続けるほど不満が溜まっているとは思いませんでした。
あんた奏介のソロで唯一サムズアップしてくれたやないか……!!
さらに、まさかのベトさんに対する「アンタの作るまっずい餃子」発言。
最近聖母のごとく広い心でクラシカロイド達を受け入れてくれている歌苗ちゃんに対してもまさかの不満爆発。
これはどうなるんだ、今後の人間関係的に大丈夫なのかと思っていたら案の定なラストでしたね!
でも今回で自分の意思でムジークを操れるようになったのだとしたら、それこそシューさんもクラシカロイドとして完全なものになったと考えていいんでしょう。
さて次回は、ベトさんのメイン回!ほぼ完成形と言っていいはずのベトさん、これ以上なにをしでかすかと思えば……餃子、ギターの次はコーヒー!?
毎回コーヒーを淹れる際、コーヒー豆を60粒数えて挽いていた男……何をしてくれるのか、もう佳境なのにまたカオス回にしてくれるのか、楽しみですね!!
(あにぶ編集部/井之上)
©BNP/NHK・NEP
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