鴻池議員1人だけの話なのか、民進・蓮舫代表疑問提起

2017年3月3日 09:31

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記事提供元:エコノミックニュース

 民進党の蓮舫代表は2日の記者会見で、大阪府豊中市の国有地払い下げを巡る問題で、払い下げを受けた学校法人トップから、国会議員へ働きかけがあったことが明らかになったとして「(鴻池祥肇参院議員=自民党=の)秘書は15回も会ったと聞いている。しかも政治献金も受けている。鴻池議員1人だけの話なのか」と疑問を提起した。

 そのうえで「自民党総裁であり、同学園が新設しようとしていた小学校の一時名誉校長だった方の夫である現職総理大臣には、しっかり自ら調査してもらいたい」と他の議員への働きかけがなかったかどうか調査するよう求めた。

 また「問題や疑惑は一義的にはその議員自ら説明責任を果たすべきだが、総理大臣の立場として、少なくとも財務省や国交省の職員が議事録がないとしている問題や非公開あるいは破棄されて分からない部分について、明らかにする責務がある」と強調した。

 あわせて、蓮舫代表は学校法人森友学園の籠池泰典理事長からの説明がなければ前に進まない問題がいくつもあるとし、同理事長を国会に参考人招致するよう求めた。(編集担当:森高龍二)

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