ポルシェ、「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」を世界初公開へ

2017年2月24日 19:01

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パナメーラ ターボS E-ハイブリッド(ポルシェAGの発表資料より)

パナメーラ ターボS E-ハイブリッド(ポルシェAGの発表資料より) [写真拡大]

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 独ポルシェAGは24日、スイス・ジュネーブで3月7日から19日に開催される「ジュネーブモーターショー」にて、パナメーラの新たなトップモデル「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」のワールドプレミアを行うと発表した。

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 パナメーラは、2009年に発売された4ドアクーペ。「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」は、プラグインハイブリッドが初めてモデルラインのフラッグシップとなったモデルだ。

 パナメーラ ターボの4リッターV8エンジンと電気モーターの組み合わせは、システム合計出力500kW/680PSのパワーを発揮し、アイドル回転数を少し超えた回転域から850N・mの最大トルクを発生。0-100km/hまでの加速は3.4秒、最高速度は310km/hに達する。

 電気モーターは、容量14.1kWhの水冷式リチウムイオンバッテリーによって電力供給される。リアに搭載された高電圧バッテリーは、230V/10A電源で6時間以内にフル充電でき、充電中に車内を冷却/暖房する補助エアコンも装備している。

 発進は、標準装備される純粋な電気駆動の「E-パワー」モード行われ、電気モーターのみの航続距離は50kmに達する。アクセルペダルの設定された圧力ポイントを超えるか、バッテリー充電レベルが最低値を下回ると、両方の駆動システムのパワーを使用する「ハイブリッドオート」モードに切り替わる。プラグインハイブリッドモデルのプレミアムガソリンの平均燃費は2.9リッター/100km、消費電力は16.2kW/h/100kmだ。

 ポルシェAGでは、ジュネーブモーターショーでの公開後、2017年7月に欧州で販売を開始し、2017年後半から日本を含む各国市場へ導入予定としている。

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