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ALL OUT!! 第18話「学べ」【感想レビュー】
ALL OUT!! 第18話「学べ」【感想レビュー】(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部|TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて好評放送中[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
バレンタインフェアにわくわく参加して、毎年買っているお店のお気に入りチョコを購入しようとしたら目の前で売り切れるという同人即売会でしか出会ったことのない悲しみに不意打ちで襲われました。
■ALL OUT!! 第18話「学べ」のあらすじ
天竺工科高校との試合が熱を帯びていく。激戦区大阪のベスト8天竺は、フィジカル・スピード・テクニック……どれをとっても神高の一枚上手。だが神高もチームメイトで乗り越えた厳しい練習を糧に食らいついていく。
一方、神高の奮闘に、天竺の桜廉平(CV:中井和哉)は苛立ちを隠せずにいた。リードしているはずの天竺メンバー間の空気は悪くなっていき……。
■ALL OUT!! 第18話「学べ」の感想
みんな大活躍の天竺戦!わくわくします!やっぱり試合回はスポーツアニメの花形ですね。伊勢が声をかけてボールを回し、諏訪が走って22メートルラインに侵入! 距離を稼ぎます。
しかし、その諏訪は廉平のタックルで止められてしまい、ディフェンスも早くなって神高はなかなか進めません。江文がBK勝負をさせろ、と手を上げますが、天竺のディフェンスがしっかりしていて、パスが出せない松尾。
そこで赤山キャップへのパスを選択!相手タックルをパワーで吹き飛ばせる……かと思いきや、流石大阪ベスト8の実力。
天竺のナンバーエイト関が、なんと赤山を一発で止めます。これには観戦していた東道大相模メンバーも驚きます。
そこに意外なメンバーがフォローに入ります。夏合宿に参加するしないで唯一の家族、春樹ともめていた二年ヤンキーコンビの片割れ、伊勢です!赤山からパスをもらいランで正面突破を狙います。相手ディフェンスを弾き飛ばすも、ゴール直前、三人がかりで阻まれてしまいます。そこに神高メンバーが伊勢を助けろ!と走り寄ってきてモール状態に!眞子や春日、石清水がいち早く駆けつけ、鹿島や赤山も後押しします。
そしてついに伊勢が初トライを挙げます。
■八王子さんも大喜び
これには伊勢を夏合宿に引っ張ってきた八王子さんも大喜び。ヤンキーコンビの江文もこのフォワード顔負けのプレイを讃えます。赤山先輩にも褒められ、伊勢がとても嬉しそう。そしてトライ後のキックは、二年の貴船が蹴ることに。
松尾さんに指名された貴船はちょっと意外そうですが、これをしっかり決めて同点に追いつきます。神高と天竺の差がはっきりと現れているのが印象的。
神高は基本的に声を掛け合って仲良くフォローしあってる印象。
江文さんですら「バックスに勝負させろ」とは言ってもそれ以上キツい言い回しはしないんですよね。しかも、結果、使って貰えなくても「次はBK使ってくれよ」と声をかけるだけ。
そして、トライが決まれば決めた伊勢を讃えて嬉しそう。一方、天竺の態度と口が悪い代表、桜廉平氏。自チームが良いプレイをしようがミスをしようが一律塩対応「死ねうっとい」連呼。佐野キャプテンとケンカした時なんか、神高側が若干引く迫力です。審判に注意まで受けてしまいます。
そりゃぁチーム内の空気も悪くなるはずです……。廉平のドロップゴールで3点取りますが……。
佐野キャプテンはトライを狙うのが普通だろうと怒り、廉平はお前らが点取れないから俺が入れてやったと言い放ちます。(トライとコンバーションキックで5+2=7点が入るのですが、ドロップゴールでは3点しか入らない。)
一応、点が入ったにも関わらずまさかの喧嘩に、神高側はぽかんとしています。
■神高のアットホームさと天竺のギスギスさ
この、神高のアットホームさと天竺のギスギスさ。そして、技術や実績の差が徐々に試合へと影響していきます。チームメイトと衝突を繰り返す桜廉平。彼を常に庇っているのが、幼馴染みの逢坂淳。
佐野キャプテンとの間に入り、廉平の態度を諫めつつフォローしたり、廉平は誰より勝ちたがっている、何を考えているか解るし、悪い奴じゃないんだ、とチームメイトとのコミュニケーションを中継ぎし、暗くなるチームの雰囲気を明るくしようと努めている様子が、もういじらしい。
かといって、周りの顔色をうかがってビクビクしている訳では無く、反対意見でもはっきりと主張したり、見た目や言動のほのぼのとした雰囲気からは意外なほどの芯の強さを見せます。
そりゃぁあんだけ気の強い廉平氏と幼馴染みで12年間も付き合っていたら、強くもなりますよね……。ギスギスする天竺を籠さんは伝統が無いのだ、と言います。
伝統とはチームの性格、チームの性格とはプレイの方向性。個々の技術は高く、良い動きもしている。だからこそ、個人技が優れた選手が集まるが、衝突しまとまらなくなってしまう。
その指摘を証明するように、前半終了間際の天竺はパスミスを連発。リードしているにも関わらず非常に悪い空気で前半を終えます。そんな天竺を外から見守る東道大相模組が良い笑顔を浮かべています。
曰く、ウチと相性が良いから試合したいそう。……確かにこのギスギス具合をメンタルガリゴリ削る東道大相模のメンタル攻撃にかけたら、効果抜群そうですが……
そんな怖い試合観戦したくないです!!恐ろしいっ
■後半戦!
さて、後半戦!メモを取ってた祇園がついにフランカーで試合に出ます!そして意外なほど、キチンとお仕事をしています。
スイープ、という大切なお仕事を素早くこなしていく姿を吉備が褒め、相模の『ラグビー馬鹿』堀川も驚いています。(スイープ:タックルで倒された後、ボールを取りに来た相手をどかす事。早ければ早いほどボールをすぐに仲間に渡せる。)
タックルされた仲間を助ける、という大事な仕事を籠さんから直々に与えられた祇園は、スイープに走り、タックルされて倒れそうになった石清水を支え、と周りの動きを観察し、一秒でも早くスイープしようと懸命にプレイします。
一秒早くスイープできれば、チームは十メートル進める。
言われたことを思い出しながら、一生懸命プレイする祇園ですが、愕然とした表情に。
「メモがねぇ!?」
そうだね、試合中はメモできないね。この子は本当あほ可愛いな……。
そしてタックルされた石清水。祇園君に支えてもらって嬉しかったのは解ったから。試合中に全力乙女顔はどうかと思うよ!?
さて、そんな祇園の活躍もあり、タックルしてもなかなかボールを取り返せない天竺。もう廉平のイライラがマックスです。FDにボールを取り返せと怒鳴り散らします。
その声に反応したのはBKの淳。チームの雰囲気が悪く、早くボールを取り返さなければ、と前に出てきたのです。
そのトイメンでボールを持っていたのはキック力のある三年松尾!パスを回してもディフェンスに潰されると判断し、ハイパウントでボールを飛ばします。天竺のウィング、右京がこれをしっかりキャッチ。
で す が !
神高が誇る武将赤山先輩の低いタックルが炸裂。そのままこぼれたボールをキャッチしてトライを狙います!
当然、最終ディフェンスラインを守るフルバックの廉平が追いかけるのですが、途中で舌打ちするとスピードを緩めていまいます。
結果、妨害らしい妨害を受けず、赤山先輩がトライを決めます。松尾さんにナイスキック、と声をかけ、赤山先輩にタクが居たから蹴ったんだよ、とのなんとも爽やかなやり取りとは正反対に、天竺はボールを取られた右京さんの謝罪を佐野キャプテンが謝らんでええ!と遮り、廉平がトライ決められて謝らないで良いとかぬっるい、と嫌みを言っています……。
ここまで来ると、君たち本当に同じチームですか? と聞きたくなるほどぎっすぎすですね……。トライ後のキックはまたしても松尾さんに指名された二年貴船が蹴る事に。
そしてこれまで衝突の度に廉平を庇ってきた淳の様子が……。どうなる天竺戦!?次回「泣いてねーよ」も必見です。
■今回のまとめ?
祇園が出るのにわくわくそわそわしていた吉田先生と、デートの待ち合わせかなにかですかって気色満面な石清水君。
君たちアウトな!
んで、トライ決めて「よしっ!」って言った赤山先輩の表情、めちゃくちゃ細かい演技入ってましたね。
ちょっとアヒル口で目を伏せて……髪の流れと相まって、魔法少女が変身シーンで髪をかき上げつつ微笑むみたいな可憐さをを醸し出してるんですが大丈夫ですか?
いえ、筆者的にはご褒美ですありがとうございます。
伊勢がBKからFWへ転向を考えていた、という話が、今回の正面突破で思い出されますね。伊勢と祇園でフランカーポジション争いとかの可能性も出てくるのでしょうか?
ギスギスしっぱなしの天竺がちょこちょこ佐野キャプテンのお腹を撫でてボケているのに癒やされ……はしないかな。ギスギス成分が強すぎますもんね……。
天竺のギスギスはどこまで行ってしまうのか……ちょっと心配ですね。
ALL OUT!!( オールアウト ) 感想レビューのまとめ
(あにぶ編集部/笠井)
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