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『 ドラゴンボールZ 』コンピューターが生み出した戦士、人造人間13号14号15号
『 ドラゴンボールZ 』コンピューターが生み出した戦士、人造人間13号14号15号[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
前回、人造人間19号と20号に関する記事を書いたので、どうせなら――ということで13号14号15号にも触れていこうと思います。今回は残念ながら、ヤムチャの活躍はありません。
■未来トランクスが初めて登場した映画『 ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人 』
人造人間13号14号15号とは、劇場版『 ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人 』に登場したボスキャラクターです。公開日は1992年7月11日。ドラゴンボールZの劇場版シリーズとしては7作目にあたる作品です。
この映画は、未来トランクスが劇場版シリーズに初参戦した記念すべき作品です。タイトルの三大超サイヤ人とは、前作の『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』で初登場したベジータも参戦し、三人の超サイヤ人が揃ったことからきています。
「俺は20年後の未来からやってきたトランクスだ! 俺のいる未来では、お前達は存在していない。今ここで、悟空さんに倒されてしまうからだ……!!」
トランクスの名セリフです。
■ドクター・ゲロの遺志を継ぎしモノ達
人造人間13号14号15号は、レッドリボン軍の科学者であるドクター・ゲロのコンピューターが創り出した戦士です。ドラゴンボールの映画はパラレルワールドのようなものなので、時系列を正確に当てはめることは出来ないのですが……ドクター・ゲロこと20号が死亡してから悟空達が精神と時の部屋に入るまでの間のストーリーだと考えられます。
13号14号15号は17号18号とは違い、亡きドクター・ゲロの遺志を継ぎ悟空抹殺のために動き出します。襲撃シーンの直前、悟空達がレストランで食事をしているシーンはなかなかの見どころ。ドラゴンボールの食事シーンはみんな美味しそうにがっついていて、お腹が空きます。
14号15号は無口なタイプで、それぞれトランクス、ベジータと戦い倒されます。
一方、13号は割りとおしゃべりで悟空を追い詰める三人の間ではリーダー的な存在です。得意技はS.Sデッドリィボンバーという追尾式の赤い光弾。地球の半分ほどを吹き飛ばす破壊力があるそうですが、初期ベジータですら地球を粉々に出来るのに、それってどうなの? という感じはします。まあドラゴンボールではよくあることです。
■ 合体してパワーアップという、ロマンの塊
この13号、なんと破壊された14号15号のパーツを取り込むことで変身し、合体13号となります。その戦闘力は超サイヤ人となった悟空を上回るほど。
ラストは元気玉を吸収した超サイヤ人形態という荒業によって破れてしまいますが、なかなかの強敵でした。
二体取り込む→変身、という流れは後に登場するセルに受け継がれています。セルのプロトタイプ的存在だったのでしょうか。
劇場版シリーズのキャラクターの中ではイマイチ空気感のある三人ですが、トランクスの初登場だったり、変身シーンだったり、食事シーンだったりと見どころの多い映画です。
『 ドラゴンボールZ 』人造人間19号、20号とヤムチャ分析シーンで表示された謎のメッセージとは!?
(あにぶ編集部/星崎梓)
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