輪島市、ゴルフカートを市街地の交通システムとして利用

2017年2月12日 19:02

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 都市型交通システムとして、BRTやLRT、各種軌道システム、コミュニティバス、自動運転バス・タクシーなど色々ありうるわけだが、石川県輪島市では保安部品を追加したゴルフカートを軽自動車登録して、定時運行させる「エコカート」の社会実験を行っている(輪島商工会議所 次世代交通対策事業乗りものニュースの記事)。

市内の観光スポットを巡るコースや病院・商業施設を結ぶコースなど計3コースで、ゴルフ場と同様の「電磁誘導線」が埋め込まれた一部の区間では昨年11月から自動運転による走行を行っている。停止中の車両を避ける場合などはドライバーによるハンドル操作で自動走行が解除され、電磁誘導線上に復帰すれば再び自動走行に切り替わる仕組みだ。カートはドライバー含めて4人乗り。最高時速19km、自動運転区間では時速12kmで走行し、料金は無料となっている。

 各コースで定められた停留所でのみ乗降可能で、午前は10時台~11時台、午後は13時台~14時台に運行している。なお、「輪島キリコ会館コース」と「輪島病院コース」は平日のみの運行、「塗めぐりコース」は水曜のみ運休とのことだ(エコカート運行案内)。

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