平成が産んだ名作アニメ!少女漫画誌から生まれた伝説的アニメ4選

2017年2月8日 08:49

印刷

記事提供元:あにぶ

平成の時代が産んだ名作アニメ!少女漫画誌から生まれた伝説的アニメ4選

平成の時代が産んだ名作アニメ!少女漫画誌から生まれた伝説的アニメ4選[写真拡大]

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 平成も残り2年といわれていますが、平成に入ってから不景気やITバブルなど様々なことがありました。なかなか経済的には絶好調とはいかなかったこの元号の時代ですが、しかしながら平成になり放送されたアニメは家庭用ビデオ、インターネットなどの影響もあり、より楽しみ方が広がったのではないでしょうか。

■少女漫画誌発のアニメはいつだって乙女のバイブル


 いつの時も乙女たちをキュンさせてきた3大少女漫画誌といわれる「なかよし」「りぼん」「ちゃお」に焦点をあてて、連載されていた漫画からアニメ化になった人気作品を今回ピックアップしてみました。

 誰もが知るあの懐かしい伝説的アニメを今だからこそ、もう一度振り返ってみましょう。

魔法や変身で乙女の夢を叶えた「セーラームーン」と「カードキャプターさくら」
 それでは最初に振り返るのは少女漫画誌「なかよし」で連載されアニメ化になったタイトルです。

 まず1992年(平成4年)から放送開始をしたのは、子供たちだけでなく多くの人を魅了した「美少女戦士セーラームーン」です。地球を滅ぼそうとしたり我が物にしようとしたりする敵たちと美少女戦士たちが華麗に戦う姿は、当時の女の子たちを夢中にさせていたのではないでしょうか。セーラー服をモチーフとしたカラフルな変身後のバトルコスチュームや、主人公・月野うさぎ(セーラームーン)の「月にかわってお仕置きよ」の決め台詞は、美少女変身ものアニメに引き継がれる要素として今もなおその存在感は圧倒的です。また2014年からはリメイク版もwebアニメとして放送されていました。

 女の子の強さを教えてくれたセーラームーンシリーズは間違いなく、平成が生んだ伝説的なアニメではないでしょうか。


 そして同じく「なかよし」で連載していたのが「カードキャプターさくら」で、こちらもアニメとして1998年(平成10年)から2年間放送されました。小学生の木之本桜がクロウカードを回収するために繰り広げるバトルは、毎回桜の友人である知世の用意した超絶かわいい衣装の効果もあり、個性的でとても華やかでした。また関西弁をしゃべる相棒ケロちゃんが桜の兄の桃矢に気づかれないようぬいぐるみのふりをするシーンもコミカルで、魔法をつかったバトルだけでなく恋愛や心理描写などもあり、子供も大人も楽しめるポイントが盛りだくさんでした。

 またこのアニメの続編が来年アニメ化されることも予定されています。桜の「絶対だいじょうぶ」を平成のあいだに、また聞くことができそうです!

三角関係が乱立するストーリーに胸キュン「ママレード・ボーイ」
 そして、恋愛漫画が多い印象の「りぼん」では「ママレード・ボーイ」が1994年(平成6年)からアニメになりました。

 親の再婚をきっかけにかっこいい男の子と一つ屋根の下で暮らすことになった小石川光希を主人公に描いた恋愛ストーリーは、片思いや両思い、嫉妬、すれ違いなど女の子が見たいと思うシーンが余すところなく詰まっていました。光希を巡り、親の再婚で複雑な関係になってしまった遊と友人・銀太との三角関係、そして遊を巡り、光希と遊の元カノである亜梨実との三角関係など様々な恋愛の矢印が交錯しているので、誰と誰がくっつくのかと毎回ハラハラして視聴していた女の子も多いのではないでしょうか。

 またアニメオープニング「笑顔に会いたい」は、キャッチーな詞と曲が当時から話題で、今では大人になってからも歌えるアニソンの定番となっています。

どんな時も元気いっぱい! 2.5次元アイドルアニメの先駆けだった「きらりん☆レボリューション」
 芸能界でキラキラなアイドルになることを目指す月島きらりの、恋と友情、そしてお仕事などを通して、女の子の憧れを次々に叶えていったのが2006年(平成18年)にアニメ放送をスタートした「きらりん☆レボリューション」です。

 このタイトルは少女漫画誌「ちゃお」で連載されていた作品のアニメ化であり、また主人公きらりの声を演じる久住小春さんが月島きらり名義でCDをリリースするなど、今では当たり前となった2.5次元の世界観が楽しめるのも魅力的でした。そして、きらりをどんな時でも支えてくれる同じアイドル仲間である星司と宙人との恋愛要素もあり、どっちもかっこよくて1人に絞れないと毎回悩んでしまう女の子も大勢いたかもしれません。

 明るくどんな時も挫けないきらりは、まさに平成のアニメ界が生んだザ・アイドルなのでしょう。

■平成は少女向けアニメの宝庫! だけどまだまだ名作誕生の予感も


 3大少女漫画誌からアニメ化となった作品は、今回ピックアップしたタイトル以外にももちろんたくさんあります。なので、伝説的アニメとして紹介したタイトルだけでなく、それぞれの雑誌のカラーを持ち味にした名作をもう一度、平成が終わる前に懐かしさに浸りつつ見返しておくのがいいでしょう。

 そして新元号まであと2年、カードキャプターさくらの新作も控えており、更なる名作が少女漫画誌から誕生する予感がします。大人になった女の子たちを虜にするのは、さて次はどんなアニメなのでしょう。楽しみですね。

■平成の3大少女漫画雑誌が産んだ少女アニメは良作アニメの宝庫!


 平成が残り僅か2年であると話題になっていますが、アニメの作画技術がデジタルになったりCGになったり多様化した平成は良作アニメの宝庫でもあります。特に3大少女漫画雑誌と呼ばれる「なかよし」「りぼん」「ちゃお」からは伝説ともいわれるタイトルがたくさんアニメ化されました。

 少女漫画誌からアニメになった4作品をピックアップするので、新元号になる前にそれらを皮切りに改めてアニメを見直す時間をつくってみるのもいいでしょう。

 世代を超えて愛されるセーラームーン作品の名作「 美少女戦士セーラームーンR 」

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

情報提供元:あにぶは、アニメのおたくな情報やアニメのニュースを初め、アニメのコラムなどを配信しているアニメコラムサイトです。

■関連記事
『おジャ魔女どれみ』大人になってわかる子供向けアニソンの良さ
『イナズマイレブン』にみる「必殺技」の必要性
『神様はじめました』現代まで続く日本神話の堪能!

関連キーワード

関連記事