小学校給食の白玉団子による窒息事故、市側に過失はなかったとの判断

2017年2月7日 09:07

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 2010年に栃木県真岡市の市立小学校で、1年生の児童が給食で提供された直径約2cmの白玉団子を喉に詰まらせたために死亡する事件が発生した。これに対し児童の両親は市に過失があったと主張して損害賠償を求める裁判を起こしていたが、宇都宮地裁は2日、両親の請求を棄却した(朝日新聞TBS News i西日本新聞毎日新聞時事通信)。

 裁判長は白玉団子について特に危険性が高いとは言えないとし、また救護措置についても事故から2~3分後には救急車の要請を行っていたとして過失は無かったとした。

 スラドのコメントを読む | 日本 | 法廷 | 教育

 関連ストーリー:
津波の予見性が争点となった裁判、石巻市大川小の教職員は津波の到達を予測できたとの判決 2016年10月30日
「山形マット死事件」の犯人ら、賠償金を支払わず。勤務先が分からないなどで強制執行も不可能 2016年02月12日
日本HP、幼児窒息の危険性アリということで販促用USBメモリを自主回収 2009年02月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事