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「週刊少年ジャンプ」の名作『 封神演義 』、 OPは『ラブライブ!』で有名な内田彩さんもカバーしたことのある超名曲!![写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
私が本気を出した以上、仙人界は今日滅亡する。by 聞仲
『封神演義』とは中国明代に書かれた神怪小説――なのですが、ここではそれを原作にして「週刊少年ジャンプ」にて連載された漫画・及びそれをアニメ化した作品について触れていきます。
■漫画版『封神演義』は、90年代ジャンプを代表する作品の一つ
漫画版『 封神演義 』は1996年28号から2000年47号の間、あの「週刊少年ジャンプ」で連載されていました。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』『地獄先生ぬ〜べ〜』『シャーマンキング 』『遊☆戯☆王』などが載っていた頃のジャンプです。
ちなみに、日本を代表する漫画の一つである『ONE PIECE』もこの頃から連載されています。
凄い!!
■手掛けたのは『屍鬼』でも有名な、藤崎竜
漫画を手掛けたのは藤崎竜先生。「フジリュー」という愛称で知られる、鮮やかで美しいイラストを描く漫画家です。
他に、『屍鬼』という原作・小野不由美先生の小説を漫画として描き、アニメ化させています。現在では、田中芳樹先生のSF小説『銀河英雄伝説』を「週刊ヤングジャンプ」で連載中。原作小説を独特のタッチで漫画に変え、ヒットさせるのが上手い漫画家です。
■人と仙人と妖怪の物語
物語の舞台は、3000年前の古代中国・殷の王朝時代。とはいえ、漫画版を読む(もしくはアニメを見る)のに歴史の知識は必要なし。コミカルで特徴的な作画と、ギャグ混じりのアクションで展開されるとても楽しい作品です。
人間・妖怪・仙人の存在する世界で、「封神計画」という新たな時代を作るための革命の実行者に選ばれた太公望が、活躍する物語です。宝貝(パオペエ)と呼ばれる、特殊能力のようなものが込められた道具も登場します。
楽しい作品とはいいましたが、グロいシーンや戦争による人の生き死にも描かれた、深い作品でもあります。
■主人公・太公望は軍師
『封神演義』の面白いところは、主人公が軍師であるところです。
そこまで強くはないんだけど、ずる賢く度胸やハッタリにも優れ、作戦を立てたり味方を指揮したりすることで活躍する頭脳派の主人公なのです。
勝つためなら卑怯な手も使うところがまた面白い。
まあ、終盤は十分チートレベルの実力者になるのですが。
漫画版の終盤は原作小説と大きく異なった展開になり、「ドラゴンボールかよ!」とツッコミたくなるような激しいバトルが展開されます。
熱い!!
■アニメのOPが高評価
この作品はアニメにもなっているのですが、残念ながら物語の途中で終了してしまいます。終盤はオリジナルストーリーに移行し、漫画版で最も人気のあるエピソード「仙界大戦編」が描かれていません。
そのため「アニメは認めない」というファンが多い印象を受けます。実際、『封神演義』を楽しむなら漫画を読むのが一番です。
けれど、OPは高評価なんです。
米倉千尋さんの歌う「WILL」という曲です。後に、『ラブライブ!』の南ことり役などで知られる、声優の内田彩さんもカバーしています。
とてもいい曲なので聴いてみてください。
そんな『封神演義』には、聞仲(ぶんちゅう)というキャラクターがいます。先程紹介した人気エピソード「仙界大戦編」でボスを務めた人物です。
彼との戦いは、ジャンプ漫画で絶望感のあったシーンとしてよくあげられます。
それほど人気があり、多くの人々に影響を与えた作品なのです。まだ見たことがないという方、この機会にぜひチェックしてみてください。
残虐性が強いので心の弱い方は絶対見てはいけない。ホラーアニメ『 屍鬼 』
(あにぶ編集部/星崎梓)
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