クリスチャン ダダ、2017-18年秋冬コレクション発表

2017年1月24日 11:56

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記事提供元:ファッションプレス

 クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)の2017-18年秋冬コレクションが2017年1月20日(金)にフランス・パリで発表された。

 和服から着想を得たスーツスタイルからランウェイは始まった。ジャケットは前を重ねて、グラフィカルな紐で結んでいる。その和の要素をものともせず、袖にロゴの入ったオーバーサイズのスウェット、パジャマのように緩いシルエットのセットアップを合わせている。

 中盤に差し掛かるころ、フォーマルスタイルは影を潜めストリートムードが強まっていく。特に印象的だったのはメタリックなダウン、そしてスケルトン仕様のMA-1だ。ダウンベストは序盤のテーラード同様、着物仕様となって登場した。MA-1は外が透明の素材で覆われ、中に入った綿や縫い代があらわになっている。

 ジャケットととは少し異なり、スカジャンやトレンチコートを原型としたプルオーバーは、重ねこそないもののネック部分が大きくV字になった着物スタイルだ。いずれもインナーにパーカー、足元は革靴であわせ、ボトムスをスラックスかトラックパンツに変えて絶妙な匙加減でスタイル提案している。

 フィナーレにかけてさらに肩の抜いたアウターが増え、デニムやムートンなど様々な種類がメンズ・ウィメンズの垣根を越えて現れ出す。そして序盤のストライプに代わって、優しいベージュと鮮やかなブルーのチェック柄を。トラッドな模様を独特の色合いで表現し、ストライプにはない柔らかさを纏っていた。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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