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【注目銘柄】技研製作所は好業績を評価して上値を試す展開へ
■17年8月期第1四半期増収増益で通期予想に増額余地
油圧式杭圧入引抜機大手の技研製作所<6289>(東2)に注目したい。1月12日発表した17年8月期第1四半期(9~11月)連結業績は増収増益だった。通期ベースでも好業績が期待され、増額余地がありそうだ。株価は戻り歩調で16年3月の昨年来高値に接近している。上値を試す展開が期待される。
17年8月期第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比12.8%増の67億15百万円、営業利益が同9.9%増の15億99百万円、経常利益が同11.3%増の16億42百万円、純利益が同8.9%増の11億26百万円だった。防災インフラ構築や都市再開発などで良好な事業環境を背景に、建設機械事業、圧入工事事業とも順調に推移した。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比13.5%増の250億円、営業利益が同16.8%増の48億円、経常利益が同17.9%増の48億円、純利益が同17.4%増の32億円としている。そして通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高が26.9%、営業利益が33.3%、経常利益が34.2%、純利益が35.2%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。
株価は1800円近辺でのモミ合いから上放れの形となって戻り歩調だ。そして1月5日には2000円まで上伸する場面があり、16年3月の昨年来高値2060円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線が上向きに転じて先高感を強めている。好業績を評価して上値を試す展開が期待され、これを突破すれば上げ足を速める可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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