【銘柄フラッシュ】アスカネットなど急伸しコマツなどトランプ政策銘柄も強い

2017年1月12日 19:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 12日は、トランプ氏が米大統領選に当選して初めての講演会見を受けて円高が再燃し、政策面では薬価の入札制の導入に言及したとされ、武田薬品工業<4502>(東1)が2.6%安、アステラス製薬<4503>(東1)は4.2%安。一方、日経平均の終値229円安にもかかわらずコマツ<6301>(東1)は財政出動によるインフラ整備などへの期待が強く0.8%高。テニスラケットなどのヨネックス<7906>(東2)も北米景気回復期待などで4.5%高。

 東証1部の値上がり率1位(上場投信を除く)はトランザクション<7818>(東1)となり、正午に第1四半期決算と株式分割、株主優待の適用範囲拡大などを発表して急動意となり14.0%高。2位はブレインパッド<3655>(東1)となり、AI(人工知能)やビッグデータ解析などで今年のテーマ株とされ昨年末からの騰勢に拍車とされて7日続伸の10.9%高と上げ幅拡大。3位は日本カーボン<5302>(東1)の9.6%高となり炭化ケイ素繊維が米GEの次世代航空機エンジンに採用との過日報道が連日好感されて高値更新。

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は正午過ぎに発表した四半期決算が好感されて後場急伸し9.2%高となり約1週間ぶりに高値を更新。フリュー<6238>(東1)は100円ショップの「ダイソー」(大創産業:広島市)とのコラボレーション展開やニンテンドー3DSのメニュー画面カスタマイズサービスなどが材料視されて8.1%高と高値更新。    ジュンテンドー<9835>(東2)は10日発表の四半期決算が連日好感されて2日連続ストップ高の16.6%高。アジア開発キャピタル<9318>(東2)は株価2ケタで新春のウン試し銘柄に好適とされ、安倍首相がフィリピン訪問し1兆円の支援を表明したことが連想を呼び11.1%高。エムジーホーム<8891>(東2)は連続最高益更新の見込みで見直し余地大とされ4.6%高だが高値を更新。

 アスカネット<2438>(東マ)は空中結像機器が米国の展示会でBMWの近未来車に使用と伝わりストップ高の29.3%高。リミックスポイント<3825>(東マ)はグループ会社による仮想通貨の大口OTC(オーバーザカウンター:相対)取引サービス強化などが連日好感されて28.0%高の連日高値。

 ベルグアース<1383>(JQS)はタイ王国の企業との提携などが好感されて2日連続ストップ高の26.9%高。ANAP<3189>(JQS)は代置四半期の黒字転換が好感されてストップ高の19.8%高。AKIBAホールディングス<6840>(JQ)は12月下旬に発表した科学技術計算用のスパコン企業の子会社化などの材料がまたもや再燃とされて三段上げ波動に入り15.8%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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