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リニア・新幹線ネットで全国を一経済圏に、安倍首相
記事提供元:エコノミックニュース
安倍晋三総理は4日の記者会見で「リニアと新幹線による高速鉄道ネットワークを軸に、東京、大阪、名古屋をハブとして、日本全国、北から南まで、地方と地方をつないでいく『地方創生回廊』を創り上げ、全国を一つの経済圏として発展させていきたい」との考えを示した。
安倍総理は「そのことによって、地域が地域の良さをもっと発揮できるように、地域に住みながら世界にも発信できる、そういう日本を創っていきたいと考えている」と全国をひとつの経済圏として発展させるためにもリニア・新幹線による高速鉄道ネットワークの構築の必要を強調した。
また、リニアについては「日本が世界に誇る世界最先端の鉄道技術であり、正に夢のプロジェクトであろうと思う」と述べた。
安倍総理は「名古屋から東京へ40分、大阪へ25分程度となる。東京-名古屋間は10年後の開業を目指し、工事が進んでいる。大阪までの全線開業も財投を生かし最大8年前倒しする。名古屋-大阪間ルート、駅については建設主体であるJR東海が環境アセス手続段階で公表されると承知している」と述べた。リニアは東京-名古屋間は2027年に開業。名古屋-大阪間は2045年開業予定で、総理がいう最大8年前倒しが実現すれば、2037年開業となる。(編集担当:森高龍二)
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