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【注目銘柄】新川は15年高値試す、円安進行で17年3月期利益予想は一転増額期待
半導体用結線装置(ワイヤボンダ)大手の新川<6274>(東1)に注目したい。11月に17年3月期利益予想を減額したが、その後の円安進行で一転増額期待が高まっている。また大手メモリメーカーの設備投資本格化で18年3月期も好業績が期待される。株価は15年高値を試す展開が期待される。
17年3月期連結業績予想は大幅増収で各利益は黒字化予想としている。11月7日に、需要が好調に推移しているため売上高を増額したが、為替差損計上などの為替影響で各利益予想を減額修正した。しかし、その後の急速なドル高・円安進行によって一転増額期待が高まっている。
事業環境は良好だ。NAND型フラッシュメモリの需要加速を受けて、大手メモリメーカーが一斉に設備投資計画を具体化している。このため18年3月期は主力のワイヤボンダおよびダイボンダが好調に推移して一段の収益拡大が期待される。
株価は昨年来高値更新の展開だ。1月4日には前日比99円(12.13%)高の915円まで急伸する場面があった。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。半導体製造装置関連銘柄としてはやや出遅れ感もあり、15年6月高値1198円を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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