【注目銘柄】日本電技は上場来高値圏で堅調、自律調整一巡して上値試す

2016年12月29日 10:10

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 空調計装・産業計装工事の日本電技<1723>(JQ)に注目したい。17年3月期は増額して増収増益・増配予想である。株価は上場来高値圏で堅調に推移している。自律調整が一巡して上値を試す展開だろう。

 17年3月期の非業績予想(11月2日に増額修正)は売上高が前期比6.6%増の275億円で、営業利益が同6.0%増の29億円、経常利益が同5.2%増の29億30百万円、純利益が同9.7%増の19億80百万円としている。

 空調計装関連事業は首都圏再開発などを追い風に、産業計装関連事業は食品や医薬品関連が伸長し、いずれも好調に推移して売上総利益率の改善も寄与する。

 配当予想(11月2日に期末6円増額修正)は年間73円(第2四半期末5円、期末68円)としている。前期の年間66円との比較では7円増配となる。

 株価は12月6日の上場来高値2024円まで上伸した。その後も2000円近辺で堅調に推移している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。そして日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して自律調整一巡感を強めている。上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【どう見るこの相場】スピード調整色を強める可能性、目先的な過熱感を警戒(2016/12/19)
【中西文行の相場展望&注目銘柄】狙える!12月決算の大型株配当取り相場(2016/12/19)
【配当特集】ソーバルは連続増配見通しで配当利回り増す、押し目買い妙味膨らむ(2016/12/19)
【株式評論家の視点】イントラストは収益機会が拡がる、下値買い妙味が膨らむ(2016/12/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事