競女!!!!!!!! 第12話(最終回) 「熱戦終尻!!!!」【感想レビュー】

2016年12月29日 10:00

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競女!!!!!!!! 第12話(最終回) 「熱戦終尻!!!!」【感想レビュー】©空詠大智・小学館/日本競女振興会

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  つ、ついに最終回がやってきてしまいました。本当にこの日が来てしまったんですね。極度の寂しさから、現実を未だに受け入れることができないでいる、てる吉です。

  さて、気合を入れて最終回のあらすじと感想にまいりたいと思います!

■競女!!!!!!!! 第12話「熱戦終尻!!!!」


  東西戦第3レースは、駿河側が2人脱落したことにより、瀬戸内が有利になると思われた。だが、のぞみの真空烈尻を跳ね返した真夜によって全て覆される。真夜の別人格として現れたカヤ。

 彼女の桁外れのパワーとテクニックで、瀬戸内はあっという間に追い詰められてしまう。そんな中、のぞみはカヤの中に眠っている真夜に語り掛けようとする。

■ ついに東西戦の決着!! 勝利の女神はどちらに微笑むのか!?


  のぞみの真空烈尻を跳ね返してしまった真夜。だが、それは本当の真夜ではなかった。髪色も性格も、真夜とは真逆である別人格のカヤが現れてしまったのだ。おいおい、別人格とか聞いていないぞ。真夜ちゃん恐るべし。しかもカヤは、駿河校の中で実力ナンバー1らしい。横杉曰く、小さい頃に大人からひどい仕打ちを受けていたらしく、危機感を覚えるとこうやって出てくるらしい。マ、マジか・・・。真夜ちゃん可哀想。そんな彼女の境遇をペラペラと喋る横杉を、カヤは邪魔者扱いして一撃で落水させる。まさかチームメイトを何の躊躇もなく落とすとは。カヤって性格ヤバすぎだろ。

別人格モードのカヤ。怒涛の波状攻撃
  不気味な笑顔で歩いてくるカヤを、沙弥が乳抜刀で迎え撃つが、「真乳白刃取り」であっさりと受け止められ、投げ飛ばされてしまう。休む間もなく、鈴の尻ガトリングが彼女を襲うが、それを胸で挟み込み、「乳万力」で鈴の尻を押し潰そうとする。あまりの痛さに絶叫をあげる鈴。見ててもめっちゃ痛そうなのが伝わってきます。乳で尻を押し潰すとかあり得ないだろ、というツッコミはこのアニメにはもう必要ないでしょう(笑)。人格が変わり、戦い方も荒っぽくなっているカヤ。花火のハートブレイクと言われる急所攻撃も彼女の前では無力だった。沙弥があえなく犠牲となってしまう。

  のぞみのことを、真夜を泣かせた張本人だと思い、憤りを隠せないカヤ。彼女にえげつない攻撃を仕掛ける。それは、左乳を激しく揺らし、「乳凶乱破(にゅうきょうらんぱ)」と呼ばれる超音波みたいなのを浴びせる攻撃だ。これにより、視界が歪んで見えてしまうのぞみ。これ、チートすぎじゃありませんかね? 思うように動けないのぞみに、容赦なくカヤの攻撃が襲い掛かる。それでもまだ立っているのぞみは、「あんたの憂さ晴らしに付き合っている暇はない。ケリつけなアカン大物(真夜)が、次に控えとんのやから」と、真夜の前座として扱われたことにご立腹の様子のカヤは、さらに激しい攻撃を加える。1人で3人がかりの攻撃を跳ね返すとか(笑)。どんだけ力があるんだよ・・・。

  突如胸を露わにし、揉み始める花火。どうしたんだ? 発情でもしたか? ちゃっかり感じちゃってるし・・・。すると「あなたに全てを託すわ。この乳秘孔で」と言い、乳首を立たせる。その胸を、のぞみの背中に押し付け、「入魂」する。その合間に鈴がカヤの餌食となり、転倒してしまう。リンリン、よく頑張ったよ。鈴の敵を討つために、花火が立ち向かうが、あっさりとやられてしまう。つ、強すぎる。

  ランドが沈み、面積が極端に小さくなったステージ。花火の乳秘孔を受け、のぞみの全身に力が漲り、覚醒する。普段とは明らかに見た目が変化している。いつも髪に着けていたリボンが、首に巻き付けられている。カヤの「双乳咆哮弾」がのぞみを直撃するが、のぞみは微動だにしない。のぞみが反撃を仕掛けるが、カヤはスパイクバストで応戦する。だが、なんとのぞみの攻撃に競り負けたのだ。氏部先生曰く、乳秘孔のおかげで超回復とアドレナリンの分泌が起こり、のぞみが100%の力を出せているそう。先ほど苦しめられた、乳狂凶乱破も今ののぞみには通用しない。胸を揺らして、カヤの乳凶乱破を打ち消していたのだ。まあ、正直凄いですよ。でも・・・なんでこんなに笑っちゃうんだろう。瞬尻と、昇龍胸、メテオヒップのトリプル攻撃に思わず下がってしまう。真空烈尻を受け止めるも、その威力に突き飛ばされてしまう。徐々に焦りの表情が出始めているカヤ。

競女!!!!!!!! 第12話(最終回) 「熱戦終尻!!!!」【感想レビュー】

画像引用元:©空詠大智・小学館/日本競女振興会

がんばれのぞみ!
  そんな彼女の中に隠れてしまっている真夜に呼びかけるのぞみ。「このままやと悔いが残るで。自分だけじゃなく、教えてくれた先生に対しても」と。もし負けたら真夜自身の心が壊れてしまうと訴えるカヤ。だが、のぞみの呼びかけに反応した真夜は、「この人とは、私が決着をつけないといけないんです」と、元に戻った彼女は真空烈尻をはじき返す。真空烈尻も打ち返され、心配になる控室の仲間達。そんな中、氏部先生が「真空烈尻の力はこんなもんじゃない。あなたなら気付いているんじゃないですか、神無さん」と自信満々に語る。お、とうとうフラグが立ったぞ! 頑張れ、のぞみ!

  体力も限界なため、後一発しか真空烈尻を打てないと言うのぞみ。そのため、その一発に自分の全身全霊を賭けることに。のぞみの「全身全力真空烈尻」と真夜の「盾胸と矛胸(ヘブンアンドヘル)」が激しくぶつかり合う。両者とも一歩も引かない。だが、胸の形状を利用して、真夜は真空烈尻を逸らすことに成功した! いや、まだだ。すぐに体制を立て直し、回転を始めるのぞみ!裁かれたエネルギーを自分の力に変えてしまったのだ。完成された真空烈尻は、回転エネルギーを波動に変えて叩き込む。 な、なんとそれも胸で!強烈な攻撃にランドの端まで追いやられる真夜。体力は限界を迎えているはず。お互いのプライドと意地だけが、もはや彼女達を突き動かしている。だが、それでも真空烈尻を受け止めてしまった! 勝利を確信した真夜。だが、まだ終わっていない! 完成された真空烈尻は誰にも止めることができない。水着を突き破り、胸を露わにした。今やそんなエロ要素はどうでもいい。乳首にまで回転エネルギーを伝えたことにより、真夜を吹き飛ばして・・・つ、ついにのぞみが勝った!! これにより、第11回東西戦は、伝説なるであろう瀬戸内の優勝で飾られたのだ! 観客も仲間達も熱狂の渦に巻き込まれる。凄く熱い、熱かった。今この記事を書いている私も興奮しすぎています。こんなにアニメで熱くなれたのは滅多にないことですよ。のぞみとさやかがハイタッチする瞬間とか、もうね・・・最高です。だけども、みんなでのぞみを胴上げするが、最後には水に突き落とすので持っていかれた(笑)。

  一方、負けてしまった真夜は、コーチ兼お母さんに浮かない表情で謝る。そんな彼女を優しく抱きしめるコーチ。真夜がポツリと「お母さん」と呟く。「立派なレースでした。さすがは私の、世界一の娘です」と涙ながらに語り掛けるお母さん。同じく号泣しながら「お母さん、ありがとう」と母を抱きしめ返す真夜。感動的な場面ですね。私もウルッときてしまいました。素敵な親子じゃないですか。「やっとあなたの娘になれたような気がします」と、心の中で語っている真夜は、今は幸せな気持ちでしょうね。負けてしまったものの、それ以上に彼女は大きなものを手にできましたね。本当によかったです。

競女!!!!!!!! 第12話(最終回) 「熱戦終尻!!!!」【感想レビュー】

画像引用元:©空詠大智・小学館/日本競女振興会

舞台は東西戦の優勝祝賀会へ
  試合が終わり、舞台は東西戦の優勝祝賀会、親睦会の会場へ。昨日の敵は、今日の友という言葉があるように、先ほどまで死闘を繰り広げていた瀬戸内と駿河の面々が、もう仲良くなっています。いい光景ですね。そんな雰囲気を壊すかのように、イケメン技士を紹介してほしいと言う花火。あなた、本当にイケメン好きだな(笑)。森本は、選手と技士がくっつくのはNGだと語るが、更にそこに美桜が介入してくる。「禁じられてるからこそ、燃えるんじゃないか」と、森本の顎を優しく掴んで顔を近づける。相変わらず女の子が好きですね、美桜さん。森本も顔赤くして、少しその気になってる!? そんな2人を震えながら見てるうさぎちゃん、めっちゃ可愛いです。

  そんな彼女達を見て、オンリーランドの精神が根付いていると氏部先生を褒める駿河のコーチ。「どの選手も、私にはない発想や戦略を持っていて、正直目からウロコでした」と。先生たちのわだかまりみたいなのも解けて、何だかほっこりしてしまいますね。

  そんな中、ドレス姿の真夜が現れる。うわー、天使が来ましたよ! もうすぐにでも私の嫁に来てください。「元気1000倍」とか、所々言葉を間違えるところもまた萌えますね。照れながら、「またランドの上で勝負したい、です」からの、「今度は絶対、負けませんから」と笑顔で言う彼女は反則すぎです。ちゃっかり真夜に駆け寄る美桜。可愛い女の子だったら誰でもいいのかい(笑)。風音ちゃん、真夜の尻をさわるのはやめて下さい。

そしてラスト。いよいよ卒業の日が
  そして、ついに卒業の日。のぞみとさやか、鈴と優子の4人は、プロとして同じ兵庫支部の所属になった。だが、他の仲間達とは離れ離れに。うーん、寂しいですよね。今までずっと辛い時も一緒に練習してきた仲間達なんですから。「またすぐに会えるわよ。どこかのランドの上でね」と美桜。仲間だった彼女達が、今度は相手として戦うことになるのか・・・。なんだか複雑な気持ちですが、見てみたいという気持ちもあります。

  仲間と先生達が映った写真が次々に映される中、ED曲が始まる。本当にこれで終わってしまうのか・・・。去りゆくバスの中から先生達にお別れを言う彼女達。そしてそれを静かに見送る先生達。この光景を見てるだけで、なんだか泣けてきました。「外は騒がしくなるに違いないわ。あの子達の活躍が、競女界にかつてないほどの大きなうねりを生むのですから」と氏部先生の発言には、とても熱いものを感じられました。

  そして、のぞみとさやかが兵庫支部の受付を訪れる。丁寧に挨拶をする2人に、受付の女性は興奮した様子で、「噂の西日本の革命児たちがご到着だよ」と、プロの選手が集まる会場にアナウンスで呼びかける。水着姿で立つのぞみとさやかが映し出され、「ようこそ、プロの世界へ」と歓迎を受けて終わる。

■とても気持ちのいい終わり方の最終回だった!!


  いやー、本当に最終回なんですね。何回も言いますけど、マジで悲しいです。久しぶりにここまで熱中できたアニメですから。でも、最終回はきちんとした終わり方をしてくれました。最初は、前回の第3レースの続きでしたね。圧倒的なカヤを前にして、思いもつかない連携で追い詰め、最終的には真夜との競り合いに見事に勝利し、瀬戸内優勝という歴史に新たな1ページを刻んでくれました。

 本当に見ていてハラハラもしたし、のめりこんでしまうぐらいの激しい戦いでした。そして、試合後にはこれまであまりいい関係ではなかった、瀬戸内と駿河もみんな仲良くなっていましたね。こういうところもしっかりとくれたので、凄く満足です。そして、最後には卒業とプロデビュー。みんなとの別れは本人達が一番辛いはずですが、私も見ていて辛かった。それと同時にプロとして活躍する彼女達を見てみたいという気持ちもあります。プロの世界にも強そうで個性的な面々が映し出されていましたね。

 だけども、アニメでは残念ながら彼女達と戦うのぞみ達の姿は見ることができません。かと言って、不満がある最終回ではなく、寂しさは残るけれどもとても納得のいく終わり方だったので良かったです。2期はブルーレイの売り上げなどを考えると、ほぼゼロに近いと思いますが、それでも僅かな可能性を信じてずっと待ち続けたいと思います。原作もこの機会に買って読んでみようかな。

 さて、それでは本当にこれでおしまいです。この後、1~12話までの総括を書いて競女!!!!!!!!とはお別れです。

 今まで私の記事を読んでくださった方、本当にありがとうございました!

  原作:空詠大智       監督:高橋秀弥       出演:Lynn、M・A・O、本渡楓、大西沙織  他       製作:XEBEC       公式サイト:http://www.keijollllllll.com

競女!!!!!!!! 感想レビューまとめ

(あにぶ編集部/てる吉)

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