【注目銘柄】DCMホールディングスは17年2月期第3四半期累計は増収増益で順調、通期利益予想に増額余地

2016年12月28日 16:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ホームセンター大手のDCMホールディングス<3050>(東1)に注目したい。12月27日発表した17年2月期第3四半期累計連結業績は増収増益と順調だった。そして通期利益予想には増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して15年高値を目指す展開が期待される。

 17年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.4%増の3376億10百万円で、営業利益が同8.3%増の175億03百万円、経常利益が同7.1%増の166億35百万円、そして純利益が同10.3%増の101億03百万円と順調だった。新規出店(新規出店21店舗、退店5店舗)効果に加えて、15年7月子会社化したDCMサンワの通期連結、ユニーから譲り受けたホームセンター8店舗も寄与した。グループ期末店舗数は633店舗となった。

 17年2月期通期の連結業績予想は据え置いて売上高が16年2月期比2.2%増の4472億円、営業利益が同4.6%増の193億円、経常利益が同5.2%増の184億円、純利益が同3.3%増の109億円としている。16年12月子会社化したDCMくろがねやも寄与する。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高75.5%、営業利益90.7%、経常利益90.4%、純利益92.7%と高水準である。通期利益予想には増額余地がありそうだ。

 株価は12月28日に1084円まで上伸して年初来高値更新の展開となった。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して15年8月高値1233円を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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