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【注目銘柄】小津産業は17年5月期第2四半期累計と通期の予想を増額修正
不織布や家庭紙・日用雑貨などを展開する小津産業<7487>(東1)に注目したい。12月22日、17年5月期第2四半期累計および通期の連結業績予想の増額修正を発表した。通期利益は再増額余地がありそうだ。株価は徐々に下値を切り上げている。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
17年5月期第2四半期累計(6~11月)連結業績予想は、売上高を3億16百万円増額して前年同期比5.5%増の203億16百万円、営業利益を1億27百万円増額して同15.0%増の4億67百万円、経常利益を1億39百万円増額して同15.6%増の4億89百万円、純利益を1億26百万円増額して同27.2%増の3億46百万円とした。不織布事業のエレクトロニクス分野の売上増加、ウェットティッシュの売上原価減少、家庭紙・日用雑貨事業の売上増加や収益構造見直しの効果などで計画を上回った。減益予想から一転して増益での着地となった。
通期連結業績予想は、売上高を据え置いて16年5月期比3.2%増の400億円、営業利益を70百万円増額して同5.8%増の6億20百万円、経常利益を80百万円増額して同10.0%増の6億50百万円、純利益を50百万円増額して同13.8%増の4億20百万円とした。営業利益と経常利益は減益予想から一転して増益予想となった。なお下期を減額修正した形だが、家庭紙・日用雑貨事業において下期に販売数量減が見込まれるとしている。ただし修正後の第2四半期累計利益の進捗率が高水準であり、通期利益予想は再増額余地がありそうだ。
株価は2000円~2100円近辺でモミ合う形だが、徐々に下値を切り上げている。週足チャートで見ると下値を支える形となった26週移動平均線が上向きに転じてきた。好業績を評価して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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