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【注目銘柄】ナイガイは17年1月期第3四半期累計は営業黒字化して収益改善基調
ナイガイ<8013>(東1)に注目したい。12月13日発表した17年1月期第3四半期累計の連結業績は売上総利益率が改善して営業黒字化した。収益改善基調で通期も大幅増益予想である。株価は収益改善基調を評価する形で年初来高値を更新している。
17年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.6%減の116億28百万円だが、営業利益が4億50百万円の黒字(前年同期は56百万円の赤字)、経常利益が同14倍の2億61百万円、純利益が1億98百万円の黒字(同34百万円の赤字)だった。
卸売事業の量販店販路や通信販売事業のテレビ通販が減収だったが、卸売事業の主力であるレッグウェアが計画水準で推移し、卸売事業における仕入原価削減施策、百貨店販路における販売効率改善、通信販売事業における展開ブランドの選択と集中による販売効率改善や在庫削減などによって売上総利益率が大幅改善した。
通期の連結業績予想(9月6日に営業利益を増額修正)は、売上高が16年1月期比2.8%増の180億円、営業利益が同11.9倍の5億10百万円、経常利益が同2.3倍の3億60百万円、純利益が同3.5倍の3億円としている。通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高64.6%、営業利益88.2%、経常利益72.5%、純利益66.0%である。通期も収益改善基調が期待される。
株価は年初来高値更新の展開となって12月8日の72円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。収益改善基調を評価する動きを強めそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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