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ランドローバー、「レンジローバー」の2017年モデル発売
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは8日、SUV「RANGE ROVER(レンジローバー)」と「RANGE ROVER SPORT(レンジローバースポーツ)」の2017年モデルに関して受注を開始した。
ランドローバーのフラッグシップモデルとなる高級SUV「レンジローバー」は、2013年から4代目モデルが発売されている。「レンジローバースポーツ」は、2013年に2代目モデルが登場した。
2017年モデルでは、それぞれに最高出力258PS、最大トルク440Nmを発生する3.0リッターV6 ターボチャージド・ディーゼル・エンジン(TDV6)搭載モデルが新たにラインアップに加わった。
全グレードには、デジタルメーター類だけでなく、ドライバー専用のフルスクリーン・ナビゲーション・ディスプレイとしても活用できる「12.3インチTFTインストルメント・クラスター」と、タッチ操作が可能な10.2インチの最新インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を標準装備。「InControl Touch Pro」には、ランドローバー初となる通信機能を追加でき、ロードサイドアシスタンスが必要になった場合や乗員の急病時に、車内上部のボタンを押すことでオペレーターと会話ができたり、アプリを介して車両位置情報やトリップデータ、ドアやウィンドウの開閉状況の確認、施錠やエアコンを遠隔で操作することが可能となる。
「レンジローバースポーツ」2017年モデルには、ディーゼル・エンジンだけでなく、スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が設計・開発を手掛けた、「SVAutobiography DYNAMIC」という新グレードも設定。最高出力550PS、最大トルク680Nmを発生する5.0リッターV8スーパーチャージド・エンジンを搭載。エクステリアにはグラファイト・アトラス仕上げのフロントグリルとボンネットフィニッシャー、SVOサイドベント、レンジローバー初となるブレンボ・レッドキャリパーなどの専用デザインを取り入れた。インテリアは4色から選べるダイヤモンド・キルテッド・ステッチを施したセミアニリン・レザーシート、ノール加飾が施されたスイッチ類など高級感を引き立たせた。独自のサスペンションによりパフォーマンスとハンドリングを最適化し、標準モデルより車高を8mm低くして、俊敏かつ軽快なドライビングを提供する。
メーカー希望小売価格は「レンジローバー」2017年モデルのガソリン・エンジン搭載モデルが1,377万円~2,944万円。ディーゼル・エンジン搭載モデルが1,420万円~1,676万円(税込)。「レンジローバースポーツ」2017年モデルのガソリン・エンジン搭載モデルが860万円~1,648万円。ディーゼル・エンジン搭載モデルが895万円~1,090万円(いずれも税込)。
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