ガーリッシュナンバー 第5話「ちょけった千歳とぼこぼこ評価」【感想レビュー】

2016年12月5日 21:45

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ガーリッシュナンバー 第5話「ちょけった千歳とぼこぼこ評価」【感想レビュー】©Project GN/ガーリッシュ ナンバー製作委員会

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   第1話最速上映会だと言うのに、1話が出来上がっていないという最悪の事態。それに驚きを隠せないと共に、九頭Pまたやってくれたなと笑いを隠せなかった、てる吉です。

  さて、では第5話のあらすじと感想に参りたいと思います。

■ガーリッシュナンバー  第5話「ちょけった千歳とぼこぼこ評価」


  千歳達主演声優によるOP曲のCDが売れ行き好調で、ますます調子に乗る千歳。ショップに行くにしても、マスクやサングラス、それに帽子と、すでに有名になったかのような変装をしている。ショップで八重や京に出くわすのだが、千歳とは対照的にどこか不満げな表情。そんな中、千歳達3人によるブルーレイ購入特典のお渡し会が開催されることになる。

■お渡会がまさか千歳にとって地獄になろうとは・・・


  テレビで自分達がOPを務めたCDのランキングを確認する千歳。名前が出た瞬間、思わずニヤケてしまう。素直で可愛いですね、普通の子なら。全く売れなかった悟浄のドラマCDを音楽機器に入れている千歳。まさか、お兄ちゃんのこと結構好きなんじゃ・・・?

  有名人気取りの変装をしてアニメショップに向かう。「いい歌、いい歌手、いい私だなー」とご満悦の千歳。千歳以外は良いと思うけど、あなたはそうでもないかと思われる。偶然にも、八重と京に出くわす。彼女達も評判とか店頭の雰囲気が気になって来てしまったらしい。客達が千歳達のアニメの話をし始める。だが、「アバン切り余裕」、「原作者かわいそう、でも原作もクソ」、「声優が可哀想、でも声優もクソ」など、その言われようは散々なものだった。耐え切れなくなってショップを後にする3人。まあ私もその場にいたら絶対に耐えられませんね。

  あんなアニメの出来じゃしょうがないと嘆く京。なんかちょっとやけくそになってませんか、京さん? 「今日で1クール目が終了なんでしょ? 結局何がやりたいのか分からなかったわ」と万葉。万葉様、相変わらずはっきりと言いますね。え、そもそもこれって2クール目があるんですか(笑)? いや、絶対やめたほうがいいでしょこれ。ただでさえ終わってるのに・・・。

 またしても原作と製作側が揉めている。最終回の演出が、原作側が意図しているのとは異なる様子。それ、めっちゃマズくないですか。適当にごまかそうとする九頭P。相変わらずクズっぷりが炸裂してますねえ。「謙遜を美徳とするのは、学生の考え。社会に出たらどんなに偉い人でも、自分と対等に考えなくちゃ」と上から目線の千歳。あなたが言っちゃイカンですよ。全く説得力ないですから。案の定、悟浄からの鉄拳制裁が待っていた。

  期待通り、クースレの予算は赤字だった。これを上の人間に報告したら怒られることは間違いないだろう。不安になる十和田に「大丈夫だ」と自信満々の九頭P。そして始まった予算会議。肝心な所で十和田に任せる九頭P。あー、やっぱ思った通りのクズだ(笑)。さっきの自信満々だったのはなんだったんでしょうね。

ガーリッシュナンバー 第5話「ちょけった千歳とぼこぼこ評価」

画像引用元:©Project GN/ガーリッシュ ナンバー製作委員会

  「売り上げなんて時の運。早く次の仕事取ろうよ、悟浄君」と開き直る千歳に、怒り心頭の悟浄。千歳の頬を思いっきり引っ張る。この2人、本当に仲がいいですね。何かそういう薄い本が捗りそうな・・・コホン。

  クースレの特典お渡し会当日。WEB配信もすると聞いて、急にやる気を出す千歳。分かりやすすぎる。思っていた以上にファンが多く来ていた。そのことに八重と京は感激している様子。その感謝の気持ちを、1人1人のファンに表していた。だが、千歳だけは何とも塩対応な感じで。イベントが終わり、ハイタッチをする八重と京。アニメショップの時の京とは違い、何か吹っ切れた様子の京。京ちゃんは結構タイプだったので、あそこから闇落ちなんていう変な方向に行かなくて本当に良かった。だが、千歳の心の声「まあ、私のファンが増えるのはいいことだけれども」で、全て持っていかれた。期待を裏切らず、自分のことしか考えない千歳に脱帽。

  家で予約していたWEB配信をチェックする千歳。だが、見た瞬間驚愕の表情に。ん、何かあったのか? 帰宅した悟浄に号泣して何かを訴えようとする。私なら、この場で抱きしめてあげたいくらい可愛い。スマホを見ると、コメント欄が「この女ほんと嫌いだわ」、「勘違い声優キモ」、「調子乗ってるゴミ」など、ひどい言葉で埋め尽くされていた・・・。うわー、ネット怖すぎる。「大体合ってるな」とあっさり言う悟浄。いやいや、そうじゃないでしょ(笑)。他にかけてあげる言葉があるでしょうに。かと言って、お渡し会のアンケートを「自分を褒めてるのだけ読む」と言う千歳。もうちょっと反省してもいいんじゃ。「何で私ばっか叩かれるの? 何もしてないのに」と立ち去る千歳に、悟浄は思った。「それはな、お前だけが何もしていないからだよ」と。何気ない言葉に聞こえて、結構深い言葉だ。

■ 最後の最後でネットの怖さを知った回だった


  CDの売り上げが好調で、すでに有名人気取りの千歳には相変わらず笑わせられました。そして、お渡し会本番。予想外に多いファンの数に驚く3人。その感謝の気持ちを素直にファンに向ける八重と京に対し、千歳だけは不愛想な感じで対応する。うーん、こんな感じから予想はしていたのですが、案の定千歳に天罰が。ネットで千歳に対する暴言の数々。まあ、本人が悪いと言えば悪いのですが、さすがに言い過ぎだと思いました。ネットだと、顔も声も分からないので、その分攻撃的になってしまうのですね。ネットの怖さを再確認すると同時に、今回は千歳に同情してしまいました。と言うか、泣いてる千歳が愛しすぎて仕方がなかった。悟浄と兄を代わってほしいくらい。

 そして、まさかクースレが2期決定していたとは(笑)。このクソアニメをまだやり続けるとは・・・この業界はおかしい。次回は、なんと水着回!! とうとう万葉様の水着姿が拝めてしまうのか。これは次回が待ちきれませんね。 

  原作:渡航       監督:井畑翔太       出演:千本木彩花、石川由依、本渡楓、鈴木絵理、大西沙織  他       製作:ディオメディア       公式サイト:http://www.tbs.co.jp/anime/gn/

(あにぶ編集部/てる吉)

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